絶滅の危機の物!危機から復活の物を調べてみました。 [調査、評価]
絶滅の危機の物!
昔、当たり前のように使ってたものや合ったものが、時代と共に姿を消し始めてます。
絶滅の危機にある物たちを調べてみました。
マイナスネジ
今はネジはプラスネジが当たり前で何とマイナスネジが絶滅の恐れがあるそうです。
そういえば、マイナスねじって最近見かけない気もします。
実際にネジを使う場合でも今やほぼ100%近くプラスネジを使用しており、マイナスネジは本当に新規での生産は殆どされてないそうです。
売れ残り、不良在庫品を探すしかない状況のようです。
お店では中々手に入りづらく、楽天などのネットでなら買えます。
使われなくなった理由は、マイナスねじはドライバーが外れやすいからだそうです。
プラスねじ + プラスドライバーの場合、ねじをドライバーに装着してから締め付けることができますが、マイナスではそうはいきません。
また、ネジ山をナメリやすからとも言われます。
マイナスドライバー所持で逮捕される?
日本ではマイナスドライバーはピッキング防止法の「指定侵入工具」に指定されてます。
業務その他正当な理由による場合を除いて「隠して携帯」すると処罰される可能性があるそうです。
実際にマイナスドライバーを所持していたとして逮捕された事例は複数あるそうなので注意が必要です。
何かあったときのためにマイナスドライバーを持っていた男逮捕されたそうです。
明確な理由なく持ち歩くと危険です。
ちなみにプラスドライバーは堂々と持ち歩いて大丈夫そうです。
対象のマイナスドライバーは、「マイナスドライバーで先端部の幅が0.5cm以上、全体の長さが15cm以上のもの」
正当な理由なく所持または隠し持ち、夜間に徘徊するなどの怪しい行動をとっていると、検挙の対象になる可能性があります。
野良犬
最近、野良犬というものを見かけなくなった気がします。
都心部では完全に絶滅したのかもしれません。
10年前は海辺では、何頭か野良犬がいましたが、最近は全く見なくなりました。
野良猫はたくさんいますが、野良犬は殆どいないですね。
ペットを捨てる人がいなくなったのなら、いい事なのですが、実情は、保健所の捕獲の強化が原因なのです。
現在でも20万頭近くが処分されています。
ただ1970年代は100万頭も処分していましたので、数は減少しております。
だが年間20万頭も処分されてる事実から犬を捨てる人がまだ相当いると推測されます。
狂犬病予防法が施行された1950年代以降、国を挙げての野犬狩り(捕獲・処分)を実施したおかげで、現在では狂犬病の発生も無く、野良犬に噛まれて人が死ぬといった事がなくなりました。
人にとっては良い事かもしれませんが、犬にとっては捨てられれば、即捕獲され処分される事になりたまったもんじゃないと思います。
買うなら、きちんと責任を持って飼ってもらいたいです。
なおペットの遺棄は動物虐待行為と見なされ、日本では50万円以下の罰金が科せられます。
テレフォンカード
今や携帯電話の普及で絶滅に向かっている公衆電話。
震災後、インフラの重要性を認識するが、依然公衆電話は減少傾向です。
2013年3月末時点における日本国内の公衆電話総数は21万0448台。去年の23万1038台からさらに約2万台・8.9%の減少です。
テレフォンカードの電話以外の使い道
NTT固定電話料金は通話料の支払いに充当する事ができます
ただし手数料が1枚50円かかります。
ドンキホーテはビール券やお米券でしたら利用できます
(一部の店舗で取り扱い中止してます。要確認を)
イエローハットやPCデポでも買い物金額に充当できるそうです。
その他、東横インの宿泊代に充当という手段があります。
一回の会計につき2枚までの利用となりますが、額面通りの利用ができます(105度数は1000円換算)
二千円札
第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)と西暦2000年(ミレニアム)をきっかけとして、1999年に当時の小渕恵三内閣総理大臣の発案で、2000年7月に発行されたものです。
沖縄のATMの9割は、2000円札を引き出すことができるようになっているそうですが、他の都道府県は全く流通してない感じです。
というよりも存在すら忘れてました。
2003年以降は、作られておらず、今流通している数は、たったの、約1億5000万枚で、何と500円札よりも少ないそうです。
2013年度は流通枚数も全紙幣の1%以下に落ち込んでるらしいが、1%近く流通してる事に驚きます。
ピーク時の04年の流通枚数は、実は約5億1000万枚と五千円札をしのぐ規模でした。
現在1億枚を割り込み、大量の在庫が日銀の 金庫で眠っています。
2004年からは製造もストップして作られていないそうです。
絶滅の危機から復活の兆しがあるもの
ハエ取り紙
正式には「リボン型ハイトリ紙」というそうです。昭和5年に発売。昔は魚屋とかで何本もぶらさがっていた。
、ハエ取り紙は天井からつるすアメ色の油紙です。
ハトロン紙に松ヤニが塗ってあり、ハエが止まると松ヤニの粘着力でくっついて駆除します。
昔は、こうして家庭内や店内のハエを退治したもので、1965年のピーク時には、年間4500万本以上も売れ、どこの家庭でも利用されてました。
ところが殺虫剤が売上を伸ばしてくると、ハエ取り紙は殺虫剤に取って代わられます。
1980年代では既にハエ取り紙の国内需要はピーク時の10分の1にまで激減したのです。
現在は料理屋の厨房にかろうじて置いてある程度です。
ところが、このハエ取り紙が最近、売上を伸ばしているそうです。
"絶滅寸前"まで追い込まれながらの復活劇です。
復活しているのは、国内の一般家庭ではなく、海外の畜産業界においてのことです。
そのほとんどが欧米に輸出。 10年ほど前には国内向けと逆転し、今では年間1500万本に上る勢いだはそうです。
ヨーロッパは環境問題の意識は高いですからね。
化学薬品を使いたくないという環境重視の思想が、背景にあると思います。
畜舎を中心に使われ、フランス・イタリア・スペインなどで人気が高いそうです。
肥溜め
図参照:http://page.freett.com/nankintama/no22.htm
肥溜めは、伝統的な農業設備の一種です。
農家その他で出た屎尿を貯蔵し、下肥(しもごえ)という堆肥にするための穴または、大きめの水瓶。
江戸時代、長屋の肥溜めの肥は大家の収入源です。
契約した農家が屎尿を買い取って、肥料として使われてました。
時代が進むと、安価で衛生的な化学肥料が普及したことにより、人間の屎尿を使った堆肥は使われなくなりました。
そんな肥溜めの屎尿循環システムを海外輸出へ!
日本伝統の方法でソロモンの水質改善へ 乗りだします。
南太平洋・ソロモン諸島では、屎尿による地下水や河川の水質汚染が深刻です。
少しでも衛生環境の改善に 役立てようと、環境省が、自然発酵で屎尿を分解して肥料を作る日本古来の「肥溜こえだめ」 の仕組みを生かした汚水処理システムの普及に乗り出した。
現地で効果を検証後、他の途上国にも普及させたい考えだそうです。
今の時代、肥溜めはもう中々見れなくなりましたよね。
肥溜め一つとっても日本の汚水処理システムがあり、今じゃ使われなくなった技術も所変われば十分に役に立つものなんですね。
同じように、井戸水も日本じゃ少なくなってきてますけどその技術は高く、途上国で活躍してます。
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栄枯盛衰、時代と共に生まれるものもあれば、役目を終え消えていく物もあります。
マッチ、缶切り、赤チンなども絶滅危惧種ですよね。
他にもサラリーマンの7.3分け、巨人帽を被った少年なども激減してると言われてます。
駄菓子屋、タコあげ、ベーゴマ、ルーズソックス、6段式ギヤチャリ、ポケベルなど探せば切りがありません。
子供の頃に遊んだものが、消滅していくのは、何か寂しいですよね。