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火星有人探査!日本も参戦!! [調査、評価]






日本、火星への有人探査を公表

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文部科学省は宇宙探査の長期目標について、「火星への有人探査」を掲げた案を公表しました。

火星には長期滞在や資源利用などの可能性があり、挑戦する意義があるフロンティアだとしています。

火星への有人探査の目標は2030年代後半の実現を想定しています。

いきなり火星に有人探査するわけではなく、先ずは月探査、無人の火星探査を経て、必要な技術を開発・実証する予定。


技術開発では、国際宇宙ステーションを最大限活用し、コスト軽減を図ります。


宇宙探査を巡っては、昨年8月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)など世界の12機関が20年代に月周辺の有人探査、30年以降に有人火星探査実現を目指す行程表を策定。

今年1月には日本、米国、ロシア、中国など35カ国・地域による閣僚級会合「国際宇宙探査フォーラム」で、火星を目指すことを確認してます。


参照 毎日新聞

いよいよ人類が始めて惑星に足を踏み入れる時がカウントダウンに入りましたね。

夜空に光る星に人類が行くなんてワクワクしますよね。


火星に宇宙旅行の時代もSFの世界だけじゃなく実現しそうです。

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※国際宇宙ステーション



火星への飛行について調べてみました。


火星までの距離と時間

地球から月は約38万km。

「アポロ11号」では、月に着くまで、約102時間(4日と6 時間)かかりました。


地球から火星までの距離は約7800万km
(軌道により異なるが平均78,338,770 km)

火星まではもっとも接近したときでも、約5500万キロメートルもはなれています。

月の140倍以上です。

現在の技術では、約250日(8ヵ月)かかる計算になります。

月と比べたらえらく長い時間がかかりますが、不可能ではなく現実的に可能です。

だが将来、何年先になるかわかりませんが、比推力可変型プラズマ推進機 や原子力ロケットなどが実現すれば、2週間程度で火星まで行けるといわれてます。

2週間で可能ならば、本当に旅行で火星に行く事が出来そうですね。

現段階では、8ヶ月かかります。

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図参照:http://nature-sanbe.jp/sahimel/muse/astro/topics/2003/030808.htm


2022年にオランダ民間団体が火星ツアーの参加者募集。
(※ただし片道切符)

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図参照:http://commonpost.boo.jp/?p=46376

オランダ民間団体 「マーズ・ワン」が 火星ツアーの参加者募集。
ただし帰って来れず、火星に骨を埋める事になります。
火星から地球に戻ることは現在の技術および資金的に不可能だそうです。

片道切符に批判が集まってますが、歴史を見ても欧州からアメリカ大陸の植民地へ旅立った者は「片道切符」で死ぬ覚悟でいった事実を「マーズ・ワン」は強調してます。


そんな条件で参加希望者の応募受付を開始した。

2013年4-8月に移住希望者を募集し、2013年12月30日、約20万人の移住希望者の中から1058人の候補者を選んだと発表してます。

この中に日本人10名が含まれており、59歳の男性会社社長や30代の女性医学博士などが含まれていると報じられています。

最終的に24人を選び、2025年には最初の4人が火星に住み始め、その後は、2年ごとに4人ずつ増やしていくことを予定している。
予定では2022年に地球を出発し、8カ月の旅を経て23年に火星に到着する予定です。


有人飛行に先立ち、2018年5月に無人火星探査機を打ち上げ、水分の採取方法の研究を行う予定。


ランスドープ氏は、「人類を火星に着陸させるための新しい発明は不要だ」と強調した。
また「月のミッションよりずっと安全」だという。


技術より資金集めが大変だそうで60億ドル(6000億円)の資金を必要とします。


資金を集められる可能性は低く、仮に集められたとしてもわずか60億ドルでこの短期間にこの計画を成功させることは「ほとんど不可能」と断言している専門家もいます。


火星での食事は乾燥食や缶詰ばかり。水は自分たちの尿をリサイクルして使う。

病気になったり負傷したりした場合も自分たちで手当てするしかない。このため参加者は、大きなストレスに耐えられる強い精神力の持ち主を選ぶ予定だそうです。



なぜ、世界中で火星探査をし始めたのか?

目的の一つには、火星がテラフォーミング(惑星地球化計画)しやすい惑星だということだそうです。

火星は人類が住める環境に造りかえられる可能性があるそうです。

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図参照:EUROPA(エウロパ)


火星は人類が他の天体で自給自足による共同社会を建設するための最高の場所であります。

同時に、太陽系の中で最も地球環境に改造し易い天体でもあります。

今後の地球環境を考え、先手で移住先を整える意味があるのでしょう。



現在の火星探査についての打ち上げ計画

エクソマーズ計画
ヨーロッパ、ロシア

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図参照:ウィキペディア
打ち上げ予定 2016年1月 2018年5月

エクソマーズ計画は、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が計画している将来探査計画です。

火星が生命に適した環境かどうかや、人類の将来の火星進出のための基礎データの収集を行います。

インサイト計画
アメリカ
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図参照:http://flyteam.jp/news/article/35624

打ち上げ予定 2016年
インサイト計画とは、火星内部を探査するNASAの新しい計画です。

火星内部構造を探査するための専用の探査機というのは、火星探査史上はじめてとなります。

2020年火星ローバー計画
2020年 アメリカ

ミーロス計画 2020年代 日本
JAXA(宇宙航空研究開発機構)を中心に、2020年代前半の打ち上げを目指し、火星面に着陸して科学調査を行う火星探査計画


有人火星探査
2030年代半ば アメリカ

その他、中国、インドなどの国でも有人火星探査の計画があります。


国際宇宙探査協働グループ(ISECG)が、2020年代に月周辺の有人探査、2030年以降に有人火星探査を実施する行程表(下図)を策定している。

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生理学的に見れば、火星の薄い大気は真空同然だそうです。

宇宙服などで保護されていない生身の人間であれば、火星の表面ではわずか20秒で失神状態に陥り、1分たりとも生存できないと考えられています。

火星に無事に到着しても、難題がたくさんありそうですね。


だが将来的には、火星の環境を、人間を含めたさまざまな生物がそのまま居住可能なように改造することが出来るようになるのではないかと予測されているそうです。

約100年前の1903年にライト兄弟が世界初の「動力付き飛行機」に乗って飛行に成功した頃は、月に行ける何て、考えてる人はいなかったはずです。
それが1969年に月面着陸を果たしてます。

そう考えると技術の進歩は桁違いに早く本当に2030年代に火星に人が居住してるかもしれませんね。






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