世界に進出する日本企業! [調査、評価]
世界に進出する日本企業が急増中!
アパレル世界一目指すユニクロ!ZARAの本拠地スペインに進出 “ZARAにとって脅威”と地元紙
昨年ユニクロがスペインのバルセロナに1号店を開設すると発表してからスペインではそれが紙面でも取り上げられてます。
その新聞の中身は「ユニクロがZARAを追い越して世界のNo.1のアパレル企業になれるのか」という問いかけです。
今年に入りユニクロは世界に進出を加速しています。
ユニクロ創業者である柳井会長は「2020年には売上5兆円で世界一のアパレル企業になる」と宣言しています。
世界一を狙う戦略の一環として、去年、ワールドシリーズを制したメジャーリーグのチームと提携しました。
保守的ともいわれるボストンの街に進出するにあたってユニクロが手を組んだのは、レッドソックスでした。
ユニクロは、世界戦略のなかで重視するアメリカ市場でボストンに初出店し、消費者へのPR効果を狙います。
球団が運営する慈善事業の基金に500万円を寄付し、奨学金を受ける子どもたちにユニクロの服を着てもらうイベントを実施するということです。
13年8月末、国内店834、海外店446ものお店を出してます。
今年は中国や東南アジア、米国への出店を加速させています。
前期の154店を大幅に上回る198の店舗純増を予定し、海外店は644店まで増える見通しだそうです。
世界に進出する日本企業
セブン-イレブン
セブン&アイ・ホールディングスによると、2015年夏よりアラブ首長国連邦のドバイにセブン-イレブン店舗の展開を開始すると発表しました。
現在、セブン-イレブンは世界16ヶ国・地域におよそ5万3千店を展開しているが、中東地域への出店は初めてとなります。
平成27年度には世界売り上げを10兆円になるという。
国内スーパーは不振ですが、コンビニ部門では大躍進中です。
自動車メーカー、スズキ
スズキはインドの自動車市場において、地元の大財閥系企業であるタタ自動車などを差し置いて、約50%のシェアを持ちNo.1の座に付いています。
インドの国民にとって、自動車はまだまだ高級品ですが、安価な小型車なら手が出るという人々は急激に増えてきています。
日本の軽自動車市場で培ったスズキの小型車戦略が、そういったインド国民のニーズにマッチしたことで、圧倒的な地位を築き上げたのです。
軽自動車といえば日本独自の規格で、グローバル展開のしづらい商品と言われてます。
しかし、軽自動車の「ワゴンR」をスズキの海外生産拠点で生産するのは、インド、インドネシア、パキスタンで3か国で生産されています。
ちなみに、2013年(暦年)のグローバル市場における軽自動車ベースの車両の販売台数は約132万台(日本:62万台、海外:70万台)と海外でのセールスのほうが多いのです。
およそ35万台(国内18万台)が「ワゴンR」ベースのモデルだったということです。
軽自動車の小さいサイズはアジアで需要があることが証明されてます。
資生堂
資生堂は、中国において化粧品シェア一位の座を獲得しています。
実は資生堂は、1981年の段階で既に中国に進出しており、既に20年以上の歴史があります。
元来中国では、女性が化粧をする習慣がほとんど無い状態だったので、将来巨大なマーケットになることを見越しての進出でした。
今では中国のデパートに行けば、必ずと言っていいほど、資生堂が巨大なブースを構えています。
先を読み先手を打った資生堂の一人勝ちですね。
資生堂が本格的に海外で化粧品の販売を開始したのが1957年、台湾からです。
現在では世界50数カ国に進出しています。
大型重機メーカーのコマツ
日本企業の中でもグローバル化の優等生と言われる企業です。
大型重機メーカーのコマツはBRICsなど新興国の成長の恩恵を大きく受ける企業です。
コマツは、大型ブルドーザーなど土木建設の重機分野で、米キャタピラー社と世界を二分するシェアを誇っています。
コマツでは、重機とITとの融合を図ることで作業効率や燃費を大幅に改善するなど、他社の追随を許さない圧倒的な技術先行力があります。
昨日(6月18日)の新聞でも掘削から整地まで自動制御する世界初のICT活用油圧ショベルを開発
してます。
道路や港湾などのインフラ整備が急ピッチで進められるBRICs諸国で、コマツ製重機の評価は非常に高いそうで、予約注文が殺到しているそうです。
学習塾のくもん
KUMONは、日本を含め世界48の国と地域で教室を開設しています。
学習者数は世界で434万人もいます。
1974年1月、ニューヨークで海外初の公文式教室が開設されました。
現在では、世界の国と地域に広がっています。
海外では、現地人の先生たちが、その国の子どもたちを対象に数学や母国語の学習指導を行っています。
なんと教材は世界共通!
くもんで作った教材を世界各国に翻訳されてます。
KUMONが世界に広がった理由に、紙と鉛筆さえあればどんな国でもできる、普遍的な教育法である点が挙げられます。
同時に、一人ひとりの可能性を発見し、能力を最大限に伸ばしたいという世界の人たちの想いがあってこそ、現在のような広がりを見せているのです。
任天堂
将来性という意味では、ゲームメーカーの任天堂も挙げられます。実は任天堂も、海外での売り上げ比率が7割を超えており、外需によって急成長を遂げている企業です
吉野家
世界で約630店舗を展開している吉野家。海外店舗展開の歴史は、1975年の米国でスタートしました。
吉野家は世界のどの国と地域に出店
現在、日本、アメリカ、中国大陸主要都市、香港、台湾、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイに出店しています。
将来のビジョンに「日本初の食のグローバルブランドを目指す」を掲げ、海外1,500店舗を目指してさらなる事業拡大を推進しています。
味千ラーメン
福岡県の久留米市を発祥とする豚骨ラーメンが熊本市に伝わり、創業者重光孝治がニンニクの風味を加えて提供したのが味千ラーメンです。
現在の熊本ラーメンの源流のひとつとなっています。
海外では690店舗も展開してます。
海外で展開している外食チェーンナンバー1です。
中国、アメリカ、タイ、カナダ、大韓民国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、オーストラリアに店舗があり、国によって現地に合わせた味のラーメンも提供しています。
特に中国では500店舗以上を展開してます。
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海外進出は特に小売や外食産業が積極的に海外にお店をオープンさせています。
人口減少社会に突入した日本にいては、中々利益が出ませんからね。
ここで紹介した企業以外でも日本の外食産業の海外展開です。
モスバーガー 319店舗、
ペッパーランチ 144店舗
やよい軒 113店舗
さぼてん 112店舗
ココイチ 112店舗
8番ラーメン 108店舗
元気寿司 88店舗
ワタミ 84店舗
大戸屋 80店舗
結構たくさんの会社が海外に行ってるんですね。
最近でも一風堂がマレーシアに出店しましたし、丸亀うどんがロシアで評判と聞いたりしてます。
これからも、日本の外食企業の海外進出はさらに活発化されていくと思います。
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