人工霜降り肉に注意!霜降り肉のウソ! [調査、評価]
人工霜降り肉に注意!
知らぬ間に食べてる人工霜降り肉
霜降り肉は人工で作れます。
現在でもスーパーなどで売ってるらしいが、メインは業務用で広く流通していると言われています。
この人工霜降り肉は表示義務がないため、一般人は天然のお肉だと思って購入してる場合が殆どで、ある意味ウソの肉であります。
焼肉店やファミレス、それにホテルなどの高級店まで浸透し、知らないうちに口にしてる可能性があります。
激安赤身肉を霜降りに変身させる技術
激安の赤身肉が立派な霜降り肉に変身します。
安い赤身肉は外国産のカウミートと呼ばれる搾乳後の乳牛の肉がよく使われるそうです。
食肉用軟化剤と言われる肉質の硬さの元であるコラーゲン繊維をアミノ酸に分解して旨味にかえる添加物と、和牛牛脂を乳化剤で乳化させます。
40〜50℃という肉質が変化するギリギリの温度管理でこの添加物をお肉に100本を超える注射針を差し込み、牛脂や軟化剤を注入して作成します。
お肉に注入してボールのように膨らませて霜降りを作ります。
脂肪を注入するので、お肉に厚みが出きふっくらと見た目の良い霜降り肉に変身します。
激安焼肉店やファミレスでは注意を!
霜降り加工肉などと丁寧に表示してくれれば問題ないのですが、法律上の義務がないため、表示しない場合が殆どです。
なかには、高級カルビとして提供されている事も当たり前のようにあるそうです。
※(日本フードサービス協会は会員の外食企業に、「やわらか加工」「霜降り加工」などの表現を勧めている。)
2013年11月11日には、3年連続でミシュランガイドの優秀旅館の超高級旅館も牛脂注入の“霜降り肉”が使われていたことが発覚しました。
安売りのお店からミシュランに載る高級店まで霜降り加工を使ってるのが現状です。
年々その市場規模を拡大しており、今では年間6000 トンも出荷されているそうです。
これを150gのステーキに換算すると4千万食分に相当するわけですから、かなりの量が市場に出回っているということですね。
人工霜降り肉見分け方
加工牛はどう見分けるのか? 満天の星のごとく、赤身全体に白い脂の粒がちりばめられているのが牛脂注入肉の特徴。
本物は、切り口のサシ(脂肪)の入り方がおおむね線状。
ただ火を通してしまうと脂が溶け出し見分けが難しくなるそうです。
肝心の味の方は牛脂注入肉は、脂が舌や喉の奥にまとわりついてしまい、脂っぽく味は当然落ちるとの事。
外食などでは店員さんに聞くしかわからないです。
その店員さんも人工霜降り肉とは思ってないので、見極めづらいです。
スーパーなどで怪しいと思ったら表示のラベルを見れば分かる時があります。
原材料の中に牛脂だけでなくガゼインNaがあれば、これは乳化剤です。
その他にも化学調味料などの名前があったら要注意です。
調べたら楽天でも人工霜降り肉が買えます。
【人工霜降り肉は大変柔らかく、お年寄りやお子様にも食べやすいと評判です】
と明記の上、業務用として誰でも買えます。
図参照:楽天
成型肉と言うニセモノ肉
約40年前に牛肉の流通不足を補うために日本で開発されたのが「成型肉」です。
成型肉は、細かいくず肉や内臓肉を軟化剤で柔らかくして結着剤で固め、形状を整えた食肉です。
赤身と牛脂をサンドイッチ状にしたり、加工の仕方は色々あります。
クズ肉と牛脂を原料に加工してるもので、スーパーなどで売られているサイコロステーキなどは代表的な成型肉です。
赤身と脂身が不自然に混ざり合い、ひと目で人工的に作られた肉だと気がつくのもポイントです。
サイコロステーキのようなのを「結着肉」といい、赤身のクズ肉を食品結着剤を使って固めた上で食べやすいサイズにカットしたもので、食肉加工業界では「ミルフィーユ」と呼ばれているそうである。
この成型肉を使っているお店は焼肉チェーンではあたり前のように使われてるそうです。
人工霜降り肉 接着剤 脂肪注入
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安い物には「理由」がある。
知らぬが仏と言う言葉もあるが、無知のために、体に害が出たら身も蓋もないですよね!
人工霜降り肉に使われてる添加物や乳化剤は体に悪いはわかりませんが、安物の外国産のクズ肉は怖い気もします。
飲食業界は中々利益が出ずらいのが現状で、利益を出さなきゃならない体制は何処かで無理が生じられる場合もありえます。
食に関し、知識武装しなくちゃいけない世の中も寂しい気もします。