ワールドカップ日本は1次リーグ突破できるのか? [調査、評価]
日本は1次リーグ突破できるのか?
イギリスのブックメーカーがワールドカップの賭け率が出ました。
ラドブロークス、ウィリアムヒルの有力2社が付ける開幕直前のオッズです。
注目の日本の優勝オッズは151倍です。
優勝予想で日本は32チーム中16番手につけております。
151倍は高いですが参加チームの半分ぐらいにつけてますね。
一次リーグ突破のオッズはブックメーカーの両社とも1位突破の賭け率では日本は3番手です。
(両社とも順位はかわらず)
1次リーグC組のオッズ
1番 コロンビア
2番 コートジボワール
3番 日本
4番 ギリシャ
の順になってます。
ラドブローク社はコートジボワールに2倍、日本に2.2倍を付け、ウイリアムヒル社は両チームを同じ2倍で2番手とした。
ラドブローク社は日本の敗退予想では1次リーグが最有力の1.62倍。
日本が 過去にない8強に進んで敗退する賭け率は8.5倍です。
ブラジルが順当に勝ち上がり日本がベスト8まで上がったら当たると予想されてる試合です。
ベスト8の可能性はありそうな気もします。
優勝オッズランキング
開催国ブラジル 4倍
アルゼンチン 5倍
ドイツ 6倍
連覇を狙うスペインは7.5倍
また優勝国のチームカラーは「青」が3.4倍で、「黄」の3.5倍をわずかにかわしてトップとなってます。
チームカラーまでオッズがついているとはすごいですね。
得点王ランキング
メッシ(アルゼンチン)9倍
ネイマール(ブラジル)11倍
アグエロ(アルゼンチン)15倍
ロナルド(ポルトガル)17倍
※リオネル・メッシ
決勝の主審予想もあり、日本人として初めて開幕戦の主審に起用された西村雄一さんが15倍で5番手につけています。
参照 時事通信
日本の一次リーグ突破予想
アメリカの統計の専門家、ネイト・シルバー氏の予想
2年前のアメリカ大統領選挙で、50州すべての選挙結果を的中させたビッグデータ解析の第一人者が、サッカーワールドカップブラジル大会の予想を発表しました。
ネイト・シルバー氏は膨大なデータをコンピューターで独自に解析し、ビッグデータ解析の第一人者です。
日本が1次リーグで勝利する確率は、
コートジボワール戦 25%
ギリシャ戦 31%
コロンビア戦 16%
となっています。
そして、日本は1次リーグを突破する可能性は4チーム中最も低い29.9%と予想されています。
少し残念な結果ですがネイト・シルバーさんのデータ分析の結果では厳しいですね。
優勝する可能性が最も高い国は
ブラジルで45%
アルゼンチンが13%
ドイツ11%
となっており大方の予想と同じですね。
ゴールドマンサックスの予想
米投資銀行のゴールドマンサックスが発表 した「ワールドカップ&エコノミクス2014」という報告書のなで、
日本が優勝できる可能性は0.0%と分析しているそうです。
確率からいって0%って事はないのに・・・ゴールドマンサックスの予測ですと優勝は不可能との結果です。また一次リーグ突破の確率は33.8%との事です。
低いですねー。
ちなみに一次リーグ突破の他の国の確率は
ギリシャ60.6%、
コロンビア59.7%、
コートジボワール45.9%
日本は圧倒的な最下位予想なのです。
前回の2010年の同報告書では、日本の決勝トーナメント進出の確率を44.4% としていたので、前回よりも評価は低いですね。
ゴールドマンサックスの予想は為替予想などをみても、あまり当てにならないと個人的には思ってます。
サポーター353人のアンケート(コスタリカ戦〜6月10日までの集計)
日本人サポーターも一次リーグ突破出来ると思う人は70%です
>「できる」249人(70・5%)「できない」104人(29・5%)
「できる」が前回のコスタリカ戦から約13ポイントダウンしてます。
「できない」とする理由は「守備が崩壊するような気がする」「守備の安定が負けないためには欠かせない」など守備を不安視する声が多かったです。
コスタリカ戦でも3失点してしまい守備に不安を残して大会に挑む事になりますからね。
スポーツ統計学の第一人者・鳥越規央さんの予測
日本の1次リーグ突破確率は56%と予測
鳥越さんは2012年、同様の手法でロンドン五輪女子サッカーについて1位米国、2位日本と予測し、的中しています。
対戦のなかったカードは他の国との戦績などから比較して強さの偏差値などを算出、シミュレーションしてるそうです。
1次リーグC組では、日本が初戦で勝つ確率は45・6%で相手国コートジボワールは34・6%、引き分けは19・8%。
第2戦は日本が勝つ確立はギリシャを大きく上回っております。
第3戦はコロンビアが日本を大きく上回ってる予想です。
その結果、日本は1次リーグを1位で突破する確率が14%、2位で突破が42%となったそうです。
また出場国の強さの偏差値1位はブラジルで、スペイン、アルゼンチン、ドイツが続き、日本と同組のコロンビアが5位。日本は13位だった。
前日本代表監督の岡田武史氏
岡田前監督、日本1次L突破に太鼓判,間違いない!
岡田武史さんはブラジル大会に臨む日本代表について
「客観的には間違いなく1次リーグを突破できる力がある。ザッケローニ監督はものすごくいい人。彼には成功してもらいたい」
とエールを送ってます。
「カメルーン戦に勝って、ロッカールームの雰囲気が変わった。その意味では今回もコートジボワール戦がすごく大事」
と初戦の重要性を強調してます。
日本サッカー協会の元副会長の釜本邦茂氏
釜本さんは厳しいセリフを言ってます。
「私は悲観論者ではないが、予選リーグ敗退の可能性は高い。テレビの解説者は楽々突破とか いっているが、どこから勝ち点5を取るのか教えてほしい。W杯はそんなに簡単なものじゃない」
確かにごもっともです。
楽勝に勝てる相手何ていません。
全敗の可能性も全然ありますからね。
何処の国も死ぬ気で戦いに挑む訳で、全て厳しい戦いになると思います。
1次リーグC組の各国の評価
コートジボワール(FIFAランキング17位)
ドログバやY・トゥーレなど世界レベルの選手を多く輩出し、カメルーンやナイジェリアなどと並ぶアフリカのサッカー強豪国です。
その身体能力の高さは脅威です。
コロンビア(FIFAランキング4位)
長く低迷していましたが、ファルカオなど世界レベルの選手の
登場で見事に復活、あの南米予選を2位で突破しています。
南米予選で6得点のグティエレスが貫禄を備え、組織された堅守も光る。
一番の強敵と言えるでしょう。
ギリシャ(FIFAランキング12位)
ヨーロッパ予選ではグループ2位でプレーオフへ進出。
ルーマニアを下して出場を決めました。
ギリシャは伝統的に守備が堅く、欧州予選G組でも10試合で4点しか許さなかった。
2004年には大穴でヨーロッパ選手権優勝の実績もあり、ダークホース的な存在です。
-------------------------------------------
日本の報道を見ていると予選突破は楽勝のように聞こえてきますが、海外の予想ではそれほど高くありません。
実際はコロンビアが少し上抜けているかもしれませんが4チームほどさほど力の差がないように思います。
初戦のコートジボアール戦で勝てれば勢いに乗って一気に行けそうなきがします!
日本代表の初戦となるコートジボワール戦は日本時間15日午前10時からです。