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ベネズエラ!世界一治安の悪い国家のとんでもない刑務所! [びっくり仰天国家]




世界のびっくり仰天な国第2弾

最初はナウル国を紹介しましたが今回は南米のベネズエラを紹介します。全3回です。
第1弾ナウル国⇒鳥の糞で出来た国家!!国民の9割がニートで肥満国家!! 



ベネズエラ!世界一治安の悪い国家のとんでもない刑務所!


ベネズエラは、南アメリカ北部に位置する連邦共和制社会主義国家である。
人口2800万人の国で首都はカラカスです。

南米大陸でも指折りの自然の宝庫として知られている。


野球の選手のラミレスやペタジーニの出身国です。

国名の由来はイタリアのヴェネチアから来たらしい。


現在は、チャベス大統領が亡くなってから政治は混乱しております。
原油大国ではあるが、住宅や食料、物資、電気が不足しており、国民は高いインフレ率と犯罪の横行に苦しんでいる。

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石油埋蔵量が世界一なのに貧しい人々


2010年のOPEC統計によると、ベネズエラはサウジアラビアを抜いて石油埋蔵量世界第1位に躍り出ました。
石油が取れる国は基本的に豊かなはずです。

アラブのドバイやカタールなどの未来都市を想像しますが、ベネズエラの首都、カラカスはスラム街と化してます。


ベネズエラ、ペタレ カラカス郊外のスラム
 推定人口:600,000人~1,000,000人
この数は南米で1番のスラム街の規模でもあり世界トップ5に入ります。
人口500万人の都市でこのスラム人口ですから、5.6人に1人はスラム街で生活してることになりますね。

かたやスラム街でかたや石油マネーのお金持ちの都市であるため当然に貧富の差が激しいです。
貧富の差は広がると、事件が多発して治安が悪くなります。

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2枚の写真ともスラム街と近代的なビルが明確に分かれていますね。
犯罪の大半がこのスラム街で起こっています。


世界で最も危険な国はベネズエラ!

米ギャラップ社が134カ国を対象におこなった調査で
ベネズエラが最も危険な国第一位に選ばれました。

夜危険を感じる率:74%

と言うデータがあり、大多数の人が夜は外にでないらしいです。
アフガニスタンなどの紛争地域を抑えてトップとなりました。
現代社会において、まるでジャングルで猛獣におびえるような生活をし、日中しか行動がとれない国があるとは驚きです。

外務省が出してるベネズエラに対する渡航情報(危険情報)を見ると恐ろしい事実がわかります。

ベネズエラでは誘拐事件が多発しており,治安機関が認知した2012年の発生件数は576件でした(誘拐事件について警察に被害届が出されることはまれであり,実際はこの数倍発生していると言われています)
カラカス首都区では,誘拐事件は1日平均約4件発生しているとの警察の非公式データもあります。
引用※外務省渡航情報


カラカスの都市だけで、1日に4件の誘拐があるとは、うかつに街をブラブラするのも危険な感じです。
しかも誘拐の標的は女性、子供だけではなく、外交官や大リーガー選手などあたり構わず誘拐します。
恐ろしいですね。


首都カラカスは世界五大危険都市と言われております。
その五都市は、南アフリカのヨハネスブルク、ケニアのナイロビ、ベネズエラのカラカス、ジャマイカのキングストン、LAのダウンタウンだそうです。

特にペターレ地区は貧民街が広がっており、日常的に殺人、強盗等の凶悪犯罪が発生する地域です。

警察部隊でも数十人規模の部隊を編成しなければ、危険で立入れない場所となっています。

頼りの警察や国軍の兵もカラカスの旧市街地区や州境の検問では、恐喝をしてくるとか…
自分の身は自分で守るしかないのかも。


世界一高層のスラムビル

ベネズエラの首都カラカスに、世界一背の高いスラムと呼ばれるDavidタワーが在ります。90年代初めに、富裕層向けの超高層ビルの建設が始まりましたが、94年の金融危機により建設途中で頓挫しました。そのつくりかけのDavidタワーには、現在3000もの“不法占拠者”が住んでいるそうです。




カラカスは世界第三位の治安の悪さで、殺人事件発生率が東京の100倍、人口が517万人のカラカスでは年間6500人が殺人によって命を落としている計算になります。


なぜここまで、治安が悪いのかと言えば、理由の1つに移民の増加があります。

長期にわたってベネズエラで政権を握ったチャベス大統領は、貧困層を手厚く保護する社会福祉の国家を目指しました。


また賃金の基準が比較的高いこともあり、世界中から押し寄せた移民たちは観光ビザで入国しそのまま不法滞在を続けたのです。

隣の国コロンビアからの移民はのべ400万人以上と言われてます。

また、中国人移民は5万人を超える。さらに最近では、レバノンやシリア、ヨルダンといった中東諸国からの移民が増えている。

そもそも山地の上にカラカスはあるので、使える土地が無いのです。

勝手に見よう見まねでスラム街に家を建てるので、非常に危険な家が多いらしい。


当然ゴミの処理能力の低いカラカスでは、街中にゴミが散乱してます。

定期的にトラックで地方に持っていて全部山に捨ててきます。

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図参照:http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5456/



地上の楽園?恐るべき刑務所

ベネズエラには大量に犯罪者がいますので、大量の犯罪者が刑務所に送られます。
あまりの多さに、刑務所が機能停止に陥ってます。


自由過ぎる刑務所!
規則は一切なし!も麻薬取引も男女の恋愛も全部OK、なんでもありの状態です。


世の中の刑務所と言ったら、薄暗い中で生きる上で最低限の生活を強いれられ、徹底した監視下に置かれ厳しい生活をイメージしますよね。

だが、ベネズエラのマルガリータ島にあるサン・アントニオ刑務所は一言で言ったらとんでもない自由な施設です。

囚人たちは何をするのも自由で、規則がないので、皆楽しそうに暮らしているのです。

囚人たちは、自分で好きなように料理をして食べ、好きなテレビを観て、PCでネットサーフィンもする。 それどころか、塀の中でも勝手に商売を始めてお金を稼ぎます。
美容師をする者、自前のデジカメとパソコンで写真加工業を営む者、麻薬売買など、とにかく自由なのです。

携帯電話を使って塀の外にいる仲間と闇取引を行ったりもしてるそうです。

強者は麻薬を塀の中なのに吸ったり
カジノを経営するも現れる。

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週末に囚人 DJ がターンテーブルを回してパーティーを楽しんでる様子




ただ唯一の規則は、逃亡しないことです。
逃亡しようとした場合は、監視塔にいる看守から銃撃を受け、殺されます。

だがこんなに極楽な刑務所ですので逃亡者はいないとか。


週末には一般にも開放され、囚人達とは何の関係もない地元の人々が刑務所内のバーを訪れたり、自由に刑務所内を出入りするそうです。

夏場は、囚人の子供達が刑務所内のプールで水遊びを楽しんでます。 囚人たちは、ウイスキーをすすりながらプールサイドでバーベキューで盛り上がります。

刑務所に自由に遊びに来てバーでお酒をのむなんて、また子供まで遊びにくるとは完全に行楽施設です。

囚人によっては刑務所に入る前よりも幸せな生活を送っている者が続出!
「ここは世界で一番の刑務所だよ!」
と、ストリッパーを呼んでどんちゃん騒ぎをしていた一人の囚人は笑顔で言った。

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(画像:Oddity central)


だが、自由って事は、刑務所の機能が低下してる証拠!

規則がないのでやりたい放題に。
その結果殺人事件が刑務所内で多発してます。

背景には、治安の悪化でベネズエラ国内の刑務所が過密状態にあり、刑務官へのわいろや暴力がはびこっているらしい。

無法地帯と化した刑務所内では、毎年数百人が殺害されるなど、事態は深刻です。

2012年だけで600人近い囚人が獄内で命を落とした。

日本は一年間の殺人事件は約500人ですので、
ベネズエラの刑務所内での殺人事件の方が日本全体の殺人事件より多いというとんでもない刑務所です。


現在は刑務所内の秩序が崩壊し、6つのギャング集団が形成され、ローマ時代の格闘場さながらの暴力の場となってしまっています。

あらゆる武器もはびこって暴力が吹き荒れ、大暴動と刑務官を含む大勢の犠牲者を出す事態に発展したとみられている。


ベネズエラ恐るべき!


※ベネズエラ後半に続く



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