人はなぜ嘘をつくのだろうか?人が嘘をつく理由を調査!
人が嘘をつく理由を調査!
中国北京の空港で17日に1人の男が「尻に爆弾を仕込んでいる」と嘘をついたことで場内が一時騒然となったと報じられました。男は警察に身柄を拘束された。
この男は何を考えていたんでしょうかね。
このご時世、テロには敏感になってますので空港中が大騒ぎ!
目立ちたがりの愉快犯なのかな?
お尻に爆弾を仕込んだとなぜ、嘘をついたのか?
人はなぜ嘘をつくのだろうか?
嘘について調べてみました。
世の中【真実の世界】と【嘘の世界】の両輪で回ってるのが現実の世界だと思います。
今まで生きてきて、うそをついたことが一度もない!という人はいますでしょうか?
まずいないと思います。
人は社交辞令も入れて男性は1日に6回、女性は3回という頻度でウソをついている結果が出ているそうです。
人は生まれてから死ぬまで、数え切れないほどの嘘を実はついてるのです。
嘘と言っても色々ありますし、騙す嘘や相手を想っての嘘など色々な種類があります。
嘘の種類
①相手を想っての嘘
(真実を明かさない方が良い嘘)
②ジョーダンやユーモアからくる嘘
③社交辞令等、あいさつ的嘘
④相手を騙す嘘
⑤自分を守る嘘
⑥話を大袈裟にして盛ってしまう嘘
⑦嘘と自覚してない嘘
⑧その他の嘘(虚言癖等)
大きく嘘を、分けると人間関係を潤滑にするうえで大切な“善いウソ” と人を欺き、害や嫌な思いをさせる悪いウソに大別されます。
つまり、前者が人の為につく嘘、後者が自分のためにつく嘘になります。
人のためにつく嘘
ガンの告知や相手にとっては知らない方が良いと思う嘘も必要です。
また世の中の緩衝材としての嘘もありますよね。ジョーダンやユーモアなど。
自分のための嘘
自分に受け入れがたい感情や現実を否定したいときの嘘
もう一つは、自分の欲求を満たす為に、誰かに嘘をつく行為です。
例えば、お金干しさに相手に嘘をついて騙す行為など…
人が嘘をつく本質は?
【自己防衛本能】
その多くは「自己防衛本能」が起こすもので、物事を解釈し、自分にとって都合のよいように多少話を嘘を入れて話をしてしまうからです。
見栄やプライド、嘘の言い訳、自分の弱点など、真実を知られると自分が困ると言う事です。
人は一人では弱い生き物ですので、生存のため自然と自己防衛本能が出てしまうのです。
【注目を集めたい】
どんな困難や不幸も耐えられる人はいますが人は、無関心には耐えられないそうです。
つまり、生きて行く意味が見いだせ無くなって自殺してしまう人も多いとか。
嘘でもいいから人に注目されたい!
存在を知って欲しい!人に関わりたい!
と思う人は、どうしても虚言癖になりやすくなります。
もっと細かい所で話せば、仲間内の会話でも話を盛ってしまったり、どうでもいい嘘をついてしまうのはよくありますよね。
心理的にもっと人に関わったり、注目されたいという願望から来るものなのかも。
これらの嘘は、1度嘘をつくと、嘘を隠すためにまた嘘をつき、嘘を嘘で塗り固めて、いずれつじつまが合わなくなっていきボロが出てバレてしまいます。
そして嘘がバレた時に、信用という大切な物が失われてしまいます。
嘘をついてしまう人は『嘘をついてもバレないだろう』とか思ってしまいがちです。
直接的な証拠さえなければしらを切りとおして逃げ切れる、という思い込みですね。
嘘をついてる人をみたら、心理的に弱ってるのかな?とか寂しくて人と関わりたいのかな?と思えば、怒りもわかないのではないでしょうかね。
嘘を嘘と思わない人達
嘘も、10回言えば本当なる。
10回も言えば脳の潜在意識が本当と錯覚してしまうからです。
嘘も貫く通せば本当になる。
ですので本人も嘘をついてる自覚が無くなってしまい、脳の中では真実になってしまいます。
人間の思い込みや洗脳なんかはそうですよね。
冷静になれば嘘と分かるけど認めてしまったら、自分のアイデンティティが崩れてしまうがために、自分に嘘をつく事もあります。
だが自己洗脳されてるので、嘘と本人が、気がついてない場合が多い。
嘘は人間社会で必要不可欠?
【自己防衛本能】や【注目を集めたい】は自分のための嘘で、出来れば無い方が良いですよね。
しかし、相手のための嘘は、人間の複雑な社会システムには必要不可欠なのです。
会社に行けば、社交辞令ができなければ話にもなりません。
本音と建前も使い分けなければなりません。
物を売り込む営業マンはお世辞の一つは当たり前!
時には大げさに商品を説明したり、交渉の場では、駆け引きの道具で時には嘘も必要となる場合もあるでしょう。
また、ストレスの多い現代でジョーダンやユーモアがないと行き詰まってしまいます。
嘘も時として必要悪なのであり、無くす事は不可能なのです。いや、社会に絶対必要不可欠な存在なのです。
嘘も言えないようでは出世は無理でしょう。(もちろん相手の為の嘘の事)
仕事で 「できます」というウソは自分を育てるとも言われてますからね。
私見
子供は親に怒られないために嘘をつきます。
だが親にバレて怒られます。そうやって成長していきますよね。
学生もテストで一生懸命頑張って勉強したけど、友達には【全然やってないよ〜ヤバイよ〜】とか嘘をつきます。
思春期の男女の恋愛も駆け引きで嘘を利用することもあります。
カッコつけたり見栄をはったり自分を良く見せるために嘘をつきます。
大人になれば旦那がキャバクラで遊んでるのではと、嫁さんに問い詰められても、大半は言い訳をして嘘をつくでしょう。
バカ正直に話すと大喧嘩、下手すれば離婚に至る可能性もあります。時には嘘も方便です。
これらを見ると子供から大人まで日常的に嘘はついてます。
社会に目を向けてみても嘘はたくさんあります。
効果のないダイエット商品や誇大広告。
食品は、産地偽装に賞味期限の改ざん。
ネットは嘘がたくさんあるけれどTVや新聞も嘘がないとは言えない。
過去にも朝日新聞の南京大虐殺やあるある大辞典、その他やらせ行為は日常茶飯事です。
大事なのは、嘘は世の中に常にあるものだと認識して、嘘を見抜く能力を身につける事だと思います。
(このような嘘はなくす努力は必要です)
何でも鵜呑みにすると嘘に踊らされてしまいます。
騙される人は詐欺師の絶好のカモになってまた、何度も騙されてしまいます。
嘘は絶対悪と考えていると、騙され易くなると思います。嘘は常にあるもので生活と共存してると思うと、騙されなくなると思います。
ウソを全くつかずに、約束だけはきちんと守る。ジョーダンもなければ、ただそれだけの人物だったなら、つまらないと思う。
時にはビジネスや恋愛の駆け引き、家庭生活などにおいて人間関係を円滑にするウソ、嘘があるから世の中、面白味があるとも言えます。
多少大ボラ吹きの人や、夢想家だなどと、陰口をたたかれながらも、多少の失敗にもくじけず、冗談を言いながら笑いとばして、大きな夢をいだいてる人の人生の方が面白いと思います。
良い嘘、悪い嘘などたくさんの嘘がありますけど嘘と上手に、付き合っていくのがいいのではないでしょうか。