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コーラの成分を探る!コカイン入り?ワイン入り?薬? [調査、評価]



コーラの成分を探る

コーラは、世界中の人に飲まれており、みんなに愛されてる飲みものですよね。

アメリカでは、国民一人あたり1週間で3.5リットルものコーラを飲むらしいです。

宇宙で飲まれた最初のソフトドリンクはコーラだったとディズニーランドのスペースマウンテンの広告で見た記憶もある。

でもコーラって一体何なんだ?

果樹も入ってる感じはしないし、黒い謎の液体ですよね。

麻薬のコカインが最初の頃は入ってた何て噂も聞いた事あるし、コーラについて調べみました。

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コーラの名前の由来

コーラ (Cola) という名称はコーラの実 (kola nuts) から抽出したほろ苦い味のコーラ・エキスを用いていたことに由来しています。

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嗜好品の多くが禁じられているイスラム文化においては、コーラ・ナッツは唯一許された興奮剤であったそうです。



コーラの歴史
元々は薬用だった?
コーラの元祖はワイン入りだった?



ジョン・シス・ペンバートンという漢方医学を学んだ薬剤師がコーラの元を考えます。

当時、ヨーロッパではワインにコカの葉エキスを含ませた飲料が大流行しており、ペンバートンは、コカの成分をワインに溶かしこみ、さらにカフェインを混ぜた「フレンチ・ワイン・アンド・コカ」と呼ばれる飲料を作りました。


彼はジョージア州アトランタで、コカの葉とコーラの実の抽出液をワインと合わせ、頭痛や消化不良、精力増強などに効く万能薬として販売してました。
(コーラの実はカフェインを多量に含み、気分の向上に役立ちました)

コカインに大量のカフェイン、それにアルコールが混ざった薬用の飲み物だったのですね。
確かに気分は向上してハイになり痛みを忘れそうですね。

当初のコカ・コーラは「頭痛薬」として開発されたものです。
そもそもコカ・コーラは、19世紀末にアメリカで流行していた各種生薬をソーダで割って提供する薬局併設のドリンクバー「ソーダ・ファウンテン」で販売されていたものです。
(またコカ・コーラのライバル、ペプシ・コーラは1894年、当初は消化酵素のペプシンを含む「消化薬」として販売されていたのです。こちらも薬からなんですね。)

この商品は良く売れましたが、1885年にアトランタ州では禁酒法が施行されてしまいました。

ワインが禁止なので代用品としてソーダ水に変えて、1886年に現在のコカ・コーラの原型となる飲み物が出来ました。
これは、コカの葉とカフェインを含むコーラの実の成分、そして風味剤を炭酸水に混ぜたものでした。



コーラは当時麻薬?

当時のコカ・コーラは「ドープ(麻薬)」と言われてました。

お客さんは安価な麻薬飲料として摂取していたようです。

コカの葉とコーラの実の抽出液を、極端に甘いソーダ水で割ったコカ・コーラは、コカインの酩酊感、カフェインのもたらす興奮、砂糖の大量摂取による大脳の活性化など複数の魅惑的な効能を持ち、全米で大ヒットを飛ばします。

当時、コカインは興奮剤として薬局などで普通に売られており、コカインが入っていることを売り物にしていたのです。
とはいえ、その当時のコカ・コーラに含まれていたコカインの量は原液1オンスあたり2.6ミリグラムとごく微量です。


2度目の試練

1885年の禁酒法に続き、また試練が起こります。
アメリカ政府はコカインの重度な薬物依存症状が知られてくるようになると1903年にコカイン販売を禁止したのです。

困ったコカ・コーラ社は、脱コカイン処理をしたコカの葉を使うようになり、コカ・コーラの成分からコカインが消えました。

3度目の試練

さらに1909年にはコーラの実の抽出液に含まれるカフェインが、人体に有害なレベルの量に達しているとFDA(アメリカ食品医薬品局)からの査察が入ってしまったのです。

それにより、コーラの実の使用を止め、直接化学合成されたカフェインを混ぜることにしました。

つまり、コカコーラは、コカもコーラも規制されてしまいその代用品が現在のコーラですね。





コカ・コーラのレシピは現在も秘密?

コーラを生み出したペンバートンはコーラ独自の風味剤の処方をペンバートンはひたすら隠し、裁判所の
開示命令も拒絶したほどです。
その秘密は現在もコカ・コーラ社の上層部数名しか知らないと言われています。

この処方は「7X」と呼ばれ、100年以上も厳格に秘密にされてきました。

ところが1993年プレンダーガストという人物が「神と国家とコカコーラに捧ぐ」という著書の中で、7Xの処方をなんと公開したのです。

それを見てみると、伝統的に守られてきた風味は、レモン(120)・オレンジ(80)・ナツメグ(40)・シナモン(40)・ネロリ(40)・コリアンダー(20)
の抽出物をアルコールに入れて1晩おいたものでした。(数字は割合です)

なぜ、ペンバートンはかたくなに秘密を守り、裁判でも口を割らなかったかといえば、企業秘密の部分もあるけど、禁酒法の時代にアルコールで処理してることを、隠したかったのではないのかな?

現在のコーラの成分は、表示されている主成分の砂糖・カラメル・カフェイン・リン酸
(酸味料として記述してある)・ライム・バニラ(成分表示には香料となっている)です。
それにこの「7X」で風味をつけた物が現在のコーラだと思います。
(違うかもしれません)

その他として高濃度果糖のコーンシロップをはじめとした様々な甘味料がコーラには加えられており、商品や市場によってはステビア、人工甘味料なども含まれると思います。
あと炭酸水が入ってるのは間違いないですよね。





コーラ中毒

コーラには大量のカフェインが含有されており、また砂糖も多く含まれるため、大量に摂取することで向精神作用も認められる。一部愛好家に至っては自嘲的に「コーラ中毒」と表現する者もいます。

コーラ一缶(350ml)に砂糖は40gも入ってます。
これは角砂糖10個分です。
3月5日の記事でも紹介しましたが、砂糖は人工的に作り出された調味料で脳を刺激し、依存性を高める作用があります。
3月5日に記事⇒本当は恐ろしいポテトチップス!ドラッグと呼ばれる理由

またコーラには1缶 45mg もカフェインが入ってます。
カフェインは何と劇薬に分類されて、依存中毒性があります。
詳しくは3月3日の記事でどうぞ⇒コーヒー中毒の危険、カフェインの致死量は?急性中毒の危険!

このようにコーラは多少なりとも依存性があるのです。
毎日大量に飲むとカフェイン中毒になって精神錯乱の可能性も秘めてます。
これはコーラだけではなくコーヒー紅茶にもあてはまりますが、コーラの場合は砂糖の量が多いので、砂糖とカフェインのダブルで依存するので毎日たくさん飲んでる人は注意が必要です。

またカロリーゼロ飲料だから大丈夫というわけではなくカロリーゼロに使用されている人工甘味料の影響により、副作用があることが、多くの専門家らによって警告されています。
具体的に言うと、常に無気力感やだるさ、のどの渇きなどを感じる。又は体重が増加するとの報告もあります。
なんでも取りすぎはよくないとのことですね。



感想

オリジナルのコーラを飲んでみたいですが、今の時代ですと逮捕されちゃうかもしれませんね。

コカは違法としても、最初のワインが原料のフレンチ・ワイン・アンド・コカは、近い味が味わえそうです。
ワインをコーラで割った
「カリモーチョ」というカクテルが存在します。

日本ではあまり馴染みのないカクテルですが、スペインでは若者がまずはこれでお酒デビューをするという超メジャーなカクテルなんだそうです。
カリモーチョの作り方は赤ワインとコーラを1:1で混ぜて氷を入れるだけです。
今度やってみたいと思います。

また、何かとトラブルを発生させる海外製レッドブルコーラ!
こちらは以前コカイン入りで発売されてたそうです。
麻薬成分は排除して製造していると発表されているが、
ドイツにおいて内容物を調べてみたところ、しっかりとコカインが入っていたらしく、ドイツでは販売停止の処置がとられました。

現在でもレッドブルコーラは海外輸入で購入できるそうです。
興味ある方はどうぞ!責任はとれませんけどね。

コカ・コーラの歴史は100年ちょっとですが、今や清涼飲料水の頂点に君臨してます。
なぜなら、コカ・コーラの進出国は200カ国以上で、国連加盟国よりも多いそうです。

世界でコカ・コーラが飲めない国は三カ国だけだったが、そのひとつが2012年についに脱落しました。
その国はミャンマーです。
残るは北朝鮮とキューバの2カ国です。
これだけたくさんの国の人達に飲まれるとは、コーラとは不思議な力がありますよね。
今回、いろいろ解明してきましたが、実はまだとっておきの隠し調味料が実はまだ含まれているかもしれませんね。


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