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特許で一儲けできるのか?徹底調査しました。 [調査、評価]


国際特許出願件数ランキングでパナソニックが10年以来3年ぶりに首位に返り咲きました。

ここの所、日本の家電業界は下火で明るいニュースがなかったので、久々に日本の家電業界に良いニュースが流れましたね。

1位がパナソニック
2位が中国の通信機器大手、中興通訊です。

日本企業では、
6位、シャープ
8位、トヨタ自動車
が入ってます。


国際特許出願件数は20万5300件で前年比5・1%増えてます。
国別では

1位、アメリカ
2位、日本
3位、中国
4位、ドイツ
5位、韓国



この結果は日本企業が研究開発に力を入れていることで、日本の技術力を高めてる事ですね。
日本企業はグローバル化の波に飲まれて、安い中国、韓国産(ウォン安の影響もあった)の家電に、価格競争では勝てません。
技術力こそ日本の強みだと思うので、家電業界も頑張って欲しいです。



特許について調べてみました。



特許とは
発明者に対して、その発明の公開の代償として、一定期間その発明を独占的に使用できる権利(特許権)を国が与えるものです。

一つの特許でも国ごとに審査を受ける必要があります。

特許料を支払えば、その発明を使用できる。

特許権は、物ではない、形のないものです。
これを独占する権利を設定することから、知的財産権のひとつとされます。


知的財産権とは
人間の知的創造活動によって生み出される、表現、アイディア、技術など実体のないものを保護するために、その考案者に与えられる権利です。

具体的には、 

•特許権: 特許権者に発明を実施する権利を与え、発明を保護する。

•実用新案権: 物品の形状等に係る考案を保護する。

•意匠権: 工業デザインを保護する。

•商標権・トレードマーク・サービスマーク: 商標に化体した業務上のブランドを保護する。

この4つは代表的なものとして『知財四権』とも称されてます。

その他にも、著作権、商号権、肖像権などがあります。




知的財産権が無いとせっかく、長い期間かけて作り上げた技術やノウハウを簡単にコピーされまくったりして利益を横どられたりします。

普段、私達が持っている車や鉛筆などの動産には、所有権と言う権利があるので自分で使用したり、処分したり自由にできます。相手に盗まれる心配もありません。(泥棒除く)

また契約をしたりお金を貸したり、した時には、債権、債務が発生します。その債権と言う権利があるので、約束が守れます。

これらは民法でちゃんと規定されてます。

しかし、アイデアや技術は民法では直接明文で保護されてませんので、知的財産基本法を制定して保護を図ったとのことですね。

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図参照:http://kida.biz/copyright/

面白い特許集


・タイムマシンの特許
オクラホマのマービン・B・ Pohlman 博士によって合衆国特許商標局に出願され、2006年に公開されている。

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全文をダウンロードしてここからみれます⇒タイムマシンの全貌

グーグル翻訳して日本語にして読めますが、難しい数式と理論ばかりで全然分かりません。


・トイレシュノーケル
・トイレシュノーケルと名付けられたこの発明品は、う〇こが詰まったときの人間スッポンではありません。
高層ビルで火災が発生した際、煙から逃れ、新鮮な空気を吸うために使うシュノーケルらしいです。
新鮮な空気とは思えませんよね。
一歩間違ったら、大惨事になりかねない気もしますが・・・

image.jpg図参照:http://naglly.com/archives/2009/11/totally-absurd-inventions.php

ハゲを隠す方法
ハゲを隠す方法の特許。これが特許として通ってしまうのが凄い!!
ただのバーコードヘアだと思うのですが・・・

image.jpg図参照:http://naglly.com/archives/2009/11/totally-absurd-inventions.php


蛇の散歩ヒモ

蛇の散歩ヒモです。
ただのヒモを蛇に付けただけの気がしますがね。
そもそも蛇って散歩するのかな?



image.jpg図参照:http://naglly.com/archives/2009/11/totally-absurd-inventions.php




その他にもさまざまな特許があります。

両足を閉じるバンド(電車で寝ちゃった時に足が開かないように)
ペット用のカツラ
納豆ハンバーグ
護身用かつら  etc...



特許を取って億万長者?

カラオケほど世界に広まり売れる商品なら、特許料でお金儲けも出来るが、実際は、特許は金になるどころか赤字の場合が多いこともあるそうです。(実際カラオケは特許をとり忘れたらしい)

特許をとるのに最低30万〜大掛かりだと100万200万、海外も含めると1000万かかることもざらです。

また、特許を維持するにも万単位で特許庁に金を払わなければなりません。

多くの場合には開発した技術を保護する目的で利用されます。
または、研究成果を実績として残す趣旨があります。
仕事の評価という性格が強いものです。




サブマリン特許とは

特許出願が増えてるのは、もう一つ別な見方も出来ます。
現在、特許出願中の案件を見てみると、バター牛丼などがあります。
これは、将来大手牛丼チェーンがバター牛丼又はトッピングでバター
を採用した際、ロイヤリティをもらう作戦ではないかな。
このような先回りして特許を取って儲ける人達もいます。

現に2013年にニンテンドー3DSの裸眼立体視技術をTomita Technologies Internationalと言う会社が特許侵害裁判で訴えて勝訴判決を得てます。

2013年8月に,任天堂がTomita Technologiesへ1510万ドルの
損害賠償金を支払うよう命じられている。

大手が使いそうな技術を先に出願しておき、商品が出回った頃に、突然特許を成立させ、権利侵害を訴えて莫大なロイヤリティを要求するのです。

水面下に潜って接近し、突如出現して損害を与えることから、「サブマリン」(潜水艦)特許と呼ばれてます。

このような特許侵害裁判はアメリカでは多く発生してます。




私見

携帯電話一つ取っても、100以上の特許が使われていると言われてます。

現在、身の回りにある物、ノウハウ、商品名、などには見えない権利の知的財産権が数え切れないほど多くあり、厚く保護されてます。

この権利を悪用して儲ける者もいるが、一つのアイデアで一般市民が億万長者になる可能性も秘めてます。

小学生が犬のウンチ拾いスコップを作って年商1200万も売ってます。
また主婦がかかとの無い短いスリッパをダイエットスリッパとして特許を取り自分で「アイデア工房 阿蘇山」の会社を起こし、年商7億も稼ぐスーパー主婦になったそうです!

アイデアが思いついたら、特許出願してみるのもいいかも知れませんね。
笑われるようなアイデアでも勇気を持って申請をだせば億万長者になるかも!

弁理士に特許出願を頼むと一件50万~100万程度かかりますけどね。
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図:雨、風を防いでスタジアム観戦出来るアイテム!特許済み!

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