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世界の国の肥満事情! [調査、評価]






世界の国の肥満事情

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アメリカのワシントン大学の保健指標評価研究所が行った調査によると世界人口の3割近くに当たる21億人が、肥満であることが、わかりました。

同研究所のチームは、188カ国を対象に1980─2013年のデータを調査してます。


調査結果は医学誌ランセットに掲載されました。

それによると過体重・肥満の人口は、1980年には8億5700万人だったが、2013年には21億人に達した。その間、過体重・肥満の人口の割合は、成人では28%、子どもでは47%増加したという。

肥満者の割合が大幅に上昇したのは中東・北アフリカ、中米、太平洋・カリブ海地域の国だった。

世界の肥満人口の半数以上は、米国、中国、インド、ロシア、ブラジル、メキシコ、エジプト、ドイツ、パキスタン、インドネシアの10カ国に居住しているという。


参照[ワシントン 5月28日 ロイター]

食料問題や飢餓のニュースがある中、世界の3分1にあたる21億人が過体重・肥満であったという事実に驚きました。
中でも中東・北アフリカ、中米、カリブ海地域などけして裕福とは言えない国に肥満が増えているとはどういう意味なんだろうと疑問に思います。

世界の国の肥満事情について調べてみました。

肥満率の高い国トップ10
(WHO 2011年度のデータ)

1位:メキシコ(32.8%)
2位:アメリカ合衆国(31.8%)
3位:シリア(31.6%)
4位:ベネズエラ、リビア(30.8%)
5位:トリニダード・トバゴ(30.0%)
6位:ヴァヌアトゥ(29.8%)
7位:イラク、アルゼンチン(29.4%)
8位:トルコ(29.3%)
9位:チリ(29.1%)
10位:チェコ共和国(28.7%)


※ここでは、BMI([体重]÷[身長の2乗])が30以上の人を肥満と定義し、肥満人口が人口全体に占める肥満比率を計っています。


メキシコ

肥満率の高い国ナンバー1はアメリカを抜いてメキシコがトップです。
メキシコは成人の3人のうち1人は肥満となってしまいました。
20年前はわずか10%ほどでしたのが、急激に増えています。
専門家は炭酸飲料とファストフードの普及があるという。
清涼飲料水の一人当たりの消費量は世界第2位です。

メキシコ人はコーラが水代わりだということ。
ほとんどの家庭にはコーラか炭酸飲料が常備しているそうです。

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図参照:つれずれフォト日記

シリア

3位に意外な国シリアが入ってます。

なぜシリアかと言うと肥満率をあげているのはシリアの女性だそいです。
イスラム教国では女性は生涯、無断で外出できない身分なのだそうです。


無断で外出すると売春婦と思われ、殺されてしまう事もあるとか。

専業主婦が圧倒的に多く家の外にもあまり出ないので運動不足により肥満が多いと言われてます。

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※シリア料理




サモア

今回の調査対象外ですが、世界で肥満大国はサモアです。人口の83%は肥満であります。

WHOによると、サモア島のアメリカ領サモア人は世界で一番太っている民族である。アメリカ領サモアにおける肥満人口はなんと全体の93.5%。(2009年)

殆どの人が肥満です。
この高い肥満率は、増加する移民と欧米文化とサモア文化の交流によって生み出されたものだという。

欧米から持ち込んだ糖分や脂肪のおおい食事が原因であるとされてます。

サモアの国レベルで見ると83%が肥満です。

同じミクロネシア地方ではナウルの肥満率94.5%です!

ミクロネシアの国も91.1%と高い肥満率です。

これらの国家のあるミクロネシア地方は、太ってるのが美人の条件とされているのも影響されてるらしい。

近年あまりにも太り過ぎのため、糖尿病・高血圧・動脈硬化の生活習慣病が急上昇!
国がダイエットを勧めてます。

サモアの航空会社では体重別料金制度を実施しました。

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図参照:衝撃のニュースファイル・プレミアム



ベトナム

また、別の調査ではベトナムの肥満比率の低さは男女共通で、女性の0.6%、男性の0.3%は、世界91カ国の比較において、男女ともに堂々の第1位。(09年調べ)

ベトナム料理は揚げ物などが多く決してヘルシーな料理が多いわけではありません。

それなのになぜ世界一スリムなのでしょうかね。

考えられる理由は


日常的に野菜やハーブ(香草)を使う量が多い

ベトナムでは食事毎に、主菜の他に何らかの形で具だくさんの汁物を加えることが普通であるとのこと。


バランスの良い食生活が肥満を防止しているのではないかな。

何よりファーストフードが非常に少ないのもポイントだと思います。

2014年2月にとうとうマクドナルドがベトナムにも進出して、これから肥満の子供が増えるのではないかと危惧されています。

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※ベトナムの伝統衣装 アオザイ

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アメリカ、メキシコ、サモアなどの肥満理由はファーストフードなどの影響が非常に高いのが、原因だと思います。

非営利団体(NPO)の米健康トラストとロバート・ウッド・ジョンソン財団の報告書によるとアメリカ国民は食習慣などを変えなければ、2030年までに成人の半分が肥満になる可能性があるそうです。


また肥満の少ない国の日本、ベトナム、欧州では肥満の少ないフランス、イタリア、などいわゆる飯の美味い国は肥満が少ない傾向であるのも面白いですね。

バランスのとれた食事をとる事が肥満防止なのは間違いないと思います。


OECD加盟国の中で1番痩せてる国は日本と韓国で3%です。
日本はダイエット、ダイエットと騒ぎ過ぎなのかもしれませんね。





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