赤色の持つ不思議な力! [調査、評価]
赤色の持つ不思議な力!
赤は最も目をひく色とされます。
注意を喚起したり、文章だと重要な部分を赤い色で表示されたりします。
これは赤が最も目に映りやすく、印象が強い色であるためです。
生命の源の太陽は赤!
我々の体に流れている血も赤!
戦隊もののリーダーも赤!
赤色の持つパワーを調べてみました!
赤色は太古から魔除け効果
化粧は赤色は魔除け
約7万年前には、口や耳などの穴から悪魔などが進入するのを防ぐため、
赤い物体を顔に塗っていたことが分かっています。
日本でも縄文時代の土偶や弥生時代の埴輪の顔面に赤い顔料が塗られていました。
これが日本の化粧の始まりで、魔除けのために“赤化粧”が行われ、赤は悪魔の進入を防ぐ色とされていました。
図参照:茅原大墓古墳・発掘調査現地説明会
鳥居の赤は「魔よけ」
鳥居は赤色ですが、これは魔除け効果を狙って赤になったと言われています。
この「魔除けとしての赤」なんですが、地蔵の涎掛けや、還暦の赤いちゃんちゃんこ・赤ちゃんの初宮参りの時に額につける朱点なども同様に、魔除けの効果を狙って赤が利用されているようです。
古来より、赤色が不思議な力を持っていると思っており、魔除けとして使われてきてるのがわかりますね。
赤色は医療で大活躍!
昔の日本人が赤色を好んで使っていたのは「赤色には病気を寄せ付けない色という意味があるそうです。
赤には殺菌作用があったので、女性は赤い襦袢を身に付けました。金太郎の腹掛けも赤ですよね。
現代では、赤色LED光は殺菌効果があるとして、歯周病治療を始め様々な医療現場で使用されてます。
その他LEDの“赤色”は傷の治癒促進・アンチエイジングが期待されてます。
中国の伝統医学では、食べ物の色が臓器に対して滋養強壮の効果をもたらすといわれています。
赤色は、血を補い、心臓の機能を高めて動悸を予防します。虚弱体質や手足の冷えにも効果があるとされています。
赤は感覚神経を刺激するので、臭覚、視覚、聴覚、味覚、蝕覚を良くする働きがある。また赤は血液の循環を活性化させ、脳脊髄液の循環をよくし、交換神経の機能を高めるそうです。
赤色で戦闘能力アップ!
西洋では昔から「赤色は戦いの色」とされていてました。
今でもスポーツのユニフォームに赤を採用しているチームが多いです。
赤色はアドレナリンの促進効果があるためだと言われています。
ちなみにイギリスの科学誌ネイチャーは「赤色のユニフォームを着た選手の勝率は55%」と発表しています。
赤色は気分を高揚させる働きがありますので効果はありそうですよね!
元気を与えてくれたりスポーツで闘争心を駆り立ててくれます。
赤色は興奮作用がある?
色と性欲の間には深い関係が存在します。
口紅の赤は「欲望を刺激する」といいます。
男性は赤い口紅を見ると刺激されます。
赤は心身を緊張させ、人を興奮させる性質もあります。だから男性は女性の赤い下着に興奮する人が多いそうです。
赤色は情熱と性欲を高めるそうです。
赤色は目を引き関心を集める。
色には人の目を引く色とそうでない色があり、最も人目を引くのは「赤」、ちなみに最も人目を引かないのは「紫」だそうです。
信号が赤な理由
信号の3色の中で一番大事な色は赤色ですよね。
赤色を見間違えたり、見えなかったりすると事故に繋がります。
信号の止まれが赤な理由も最も人目を引くのは「赤色」だからです。
赤の光は、光の波長が長い為、空気中の他の物質(ホコリやチリなど)の邪魔をあまり受けずに、
目に届きやすく遠くまで届きます。
人が生きるために必要なものと多く結びついている赤は、他のどの色よりも強い刺激があります。
確かに赤色は色の中で1番力強く目に付く色ですよね。
パイロンや工事現場の危険の看板も赤色です。
図:参照 看板博覧会
赤は「購買意欲を高める」
赤色は心拍数を高める色。緊急性があり、セール中の商品に使われます。
「バーゲン」「大安売り」などの看板も赤色が多いです。
赤色を画面に配したネットオークションでは、入札額が上昇する傾向があることも明らかになってます。
ネットショップやアフィリエイトサイトも赤色を取り込むと売り上げが上がると言われてます。
赤色は「時間を早く感じさせる」
ファーストフード店やラーメン屋などお客さんの回転率が重要なお店は看板を赤色にしている所が多いです。
赤色の効果として「時間を早く感じさせる」ことが出来るので回転率アップの効果があります。
ほとんどのファーストフード会社のロゴには赤色が用いられ、店舗内にも赤を初めとする暖色系が使用されているお店が多いです。
マクドナルド、ケンタッキー、ファースト・キッチン、バーガーキング等
※メガ ケバブ 図:参照http://aichi1ban.livedoor.biz/archives/cat_50031725.html
黄色など暖色系の色は、食欲を増進させる効果を併せ持っているため、購買数アップにも寄与します。
特急列車に赤色が多いのも早く感じさせるためなのかもしれません。
赤色の心理効果
活力を感じ気持ちを前向きにさせる。
アドレナリンを分泌し興奮する。
熱や暖かさを感じる。
食欲を増進させる。
時間経過を早く感じさせる。
目を引き関心を集める。
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赤色は太陽や火の熱く活発なイメージが浮かびます。エネルギーを感じさせる色です。
視界に飛び込んでくる赤は目を引き印象に残ります。
赤色は特別な力を持った色なのは間違いなさそうです。
赤色をうまく取り入れた生活を送ると仕事にプライベートに良い変化があるかもしれませんね。