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島の誕生!海底火山により新しく出来た島を調査! [調査、評価]



小笠原の新島がどんどん成長!東京ドームの約15倍に広さに!

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昨年の11月に東京の小笠原諸島で噴火と共に誕生した新島ですが、その後も順調に成長を続けています。

遂に隣接している「西之島」を超えるほどの大きさになりました。新しく誕生した島がここまでの大きさに成長するのは近年では例がなく、専門家もかなり驚いています。

合体によってさらに大きく成長した「新島」
当初、西之島の面積は約20ヘクタールだったが、噴火により新たに誕生した新島が溶岩で徐々に成長し、昨年12月にはついに西之島と一体化。

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「新島」(下)と西之島(上)。左が8日、右が24日(NASA提供)

一体化した事により、浸食の恐れも減り100年から200年は島は残る可能性が高いとのこと。

これにより西之島と新島を合わせた面積は、世界最小の国である「バチカン市国」よりも大きな70ヘクタールになりました。

マグマの供給は継続しており、島の成長はしばらく続くと見込まれるとの事です。

今回、島の拡大により、同島を基点とした領海は南側が約10平方キロ拡大したほか、同島西側の排他的経済水域(EEZ)も数平方キロ広がったとされる。


島の大きさの経緯

2003年
海上保安庁水路部測量。
面積0.29㎡(西之島)
標高25m


2013年11月20日
噴煙確認から6時間後、島の南南東沖500mに新島を確認。


2013年12月4日
新島の面積が初日より3.7倍に拡大。 面積0.056㎡
標高27m


2013年12月13-17日
新島の面積が初日より5倍に拡大。
面積0.08㎡
標高39m


2013年12月24-26日
新島は西之島の8割に。溶岩流が西之島に到達し、26日に一体化。
面積0.39㎡(新島分0.15㎡)

2014年2月11-16日
面積10倍に。接合部の池が埋まり、西之島全体が紡錘形になった。
面積0.72㎡(新島分0.45㎡)
標高66m

2014年3月24日
北火口の西側に新たな火口を確認。新陸地の面積は11月当初の70倍に。
面積0.7㎡
(東京ディズニーランドの1・4倍。)

西之島の概要
約1000万年前に火山活動により島が誕生。
西之島に井戸水はない上に農耕にも適さないため、遭難船の漂着者を除いて人が居住していた記録はありません。


実は、富士山から南に向かって、箱根、伊豆大島、三宅島、八丈島、さらに南下して鳥島、そして今回の西之島へと火山列が連なっております。

今回の小笠原諸島、西之島噴火により、この火山列島が活発化されてます。
同じ火山列島の富士山の誘発噴火を警戒との専門家もいます。



海底火山により新しく出来た島


地震島
パキスタン 2013年

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地震の震源はバルチスタン州の都市ダルバンディンの南東235km。

この影響でアラビア海に面するグワダルの海岸から600m沖合で海底が隆起し、新たな島が出来ました。

海底の水分を含む泥や砂の層が地震による強い振動によっていわゆる液状化現象を起こし、吹き上がった水が泥や砂を巻き上げることで島を形成。

なお、このような島の出現は今回が初めてではなく1968年にも同様の事例があったと現地の老人たちが証言しています。




スルツェイ島
(アイスランド) 1963年-1967年

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1963年に初めて海面から姿を現し、1965年には生物学における遷移の研究のため、自然保護区に指定されました。
2008年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。

1965年6月にはスルツェイ島の浜辺に植物が生えているのが発見され、現在では緑に覆われ、アザラシや海鳥など、動物たちが集まる自然の楽園となっています。

面積 - 2.8 km²
標高 - 173 m


フンガハアパイ島沖
(トンガ)

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2009年2月と3月には、活発な爆発により、南西太平洋にあるトンガの島、フンガハアパイ島沖で新しい島が形成されました。
しかし、活動が終了するまでに、この新しい陸地はフンガハアパイ島と繋がってフンガハアパイ島の一部となってます。

トンガはほかにも海底火山が活発な地域でいくつかの島が出来てます。
•クワエ島、 1923〜1974までに6回
•ホームリーフ島2006年、1984年




カバチ島
(ソロモン諸島)

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ハワイにあるロイヒ海底火山などと並んで、世界でもっとも活発な海底火山のひとつと言われているソロモン諸島、バングヌ島の南にあるカバチ火山!

カバチ火山は、1939年に観測されてから少なくても10回の大きな噴火が記録されているそうで、その噴煙は200km離れた島からも観測できるぐらい大きな噴火です。





明神礁
(日本)

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噴煙を上げる明神礁とそれを眺める船員(1952年) 図参照:ウィキペディア
1952年-1953年、1946年
明神礁(みょうじんしょう)は、伊豆諸島南部、ベヨネース列岩の東約10kmに位置する海底火山である。

島の経緯

1946年
2月:島が複数形成される
12月:島が破壊され波浪礁になる

1952年
9月17日:爆発と共に島が形成される
9月23日:島が再び破壊され消滅する
9月24日:第五海洋丸が噴火に巻き込まれ沈没、乗組員31名全員死亡
10月11日:島が形成される

1953年
3月11日:大爆発多数・島が消滅する
4月5日:島が再び形成される
9月3日:島が海面下に消滅

激しい火山活動をたびたび引き起こし何度か標高200~300mまで達する新島を形成したが、自らの爆発で消滅したり波浪に浸食されたりして現在に至るまで安定した新島を形成できていない。



アナク・クラカタウ
( インドネシア)

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1930年に出現した。島はしばしば噴火が発生するが、現在では広い熱帯雨林が形成されています。
また、昆虫、鳥類、ネズミ、オオトカゲなど、多種多様な野生動物が、ここに生息している。


ウゥナトーク・カケルトーク
(グリーンランド)
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グリーンランドの東海岸沖にある島で、2002年から2005年の間に、氷河によって本土から分離して形成されました。
しかし、この島は、何千年物間氷結しており、もともと本当の島であったのではないかとも考えられている。







殆どがまた海の中へ消滅?

地上に出て来た島も殆どが波に浸食されて、島が無くなります。 だが流れ出た溶岩が島の表面を固めれば、島として残ります。

小笠原新島の場合、噴出した溶岩が、国連海洋法条約の定める「島」となるかどうか、見極めるには時期尚早だとしている。同条約では、「自然に形成された陸地で、水に囲まれ、満潮時でも水面上にある」ことが島の定義です。



島は誰のもの?
既存の領海内に自然現象で新たに島が出現した場合は、国際法上自動的に領海の所属国に帰属し、「先占(実効支配)」の必要性はありません。

人口的に島を作った場合は、領土とみなされません。

韓国はかつて、東シナ海沖合の岩礁の上に人口施設を作り、島と言って領有権を主張していましたが現在は島でないと諦めてます。

また、埋め立てで領土を増やしても国際海洋法で、領海等々の規定があるので埋め立てたからといって勝手に領海を変更(延長)は出来ません。



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島が新しく出来るのは正直嬉しいです。
中国、韓国が狙ってるとの情報もありますが、場所的にも大丈夫でしょう。

火山の噴火によって島が生まれる。
地球自体が生き物で動いてるような錯覚もします。

地球の内部構造はよくタマゴの断面にたとえられます。

地球の表面はプレートと呼ばれる殻で覆われています。
私達が生活してる地球はタマゴの殻みたいに薄っぺらい殻の上で生活してるのです。

タマゴの殻のすぐ下に白身があるように、地球の殻(プレート)のすぐ下にはマントルとよばれる高温のドロドロの液体があります。

その中に「マグマ」という、岩いわや石いしがとても熱あつくなってドロドロになったものがあり、圧力で定期的に地上に出るのが噴火です。

これらの一連の地球の動きが火山や地震を起こしてますので、やはり地球は生き物みたいですね。

この自然現象ばかりは人間ではどうする事も出来ません。

今回の島の誕生も地球の持つ自然の力を私達に見せつけられました。


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