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缶コーヒー雑学 [調査、評価]






日本の缶コーヒーについて

国内市場で缶コーヒーの年間出荷量が約3億5000万ケース。
市場規模は年間約8000億円
眠い時や休憩の際に大活躍の缶コーヒー。

味も種類も豊富で、朝専用やちょっと一服用など、状況に応じた缶コーヒーもあります。

何気無く飲んでましたけど、以外と知らない事がたくさんあります。

缶コーヒーについて調べてみました。



缶コーヒーを発明したのは日本人


1969(昭和44)年レギュラーコーヒーから抽出された本格的な缶コーヒーが神戸市に本社を置くUCC上島珈琲によって開発・生産されました。

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ミルク入りのコーヒーです。

缶コーヒーを作るきっかけになったのは、UCCの創業者上島忠雄さんが列車が停車した駅で瓶入りのコーヒー牛乳を飲んでいたら、列車が出発時間になってしまい飲み物を残してしぶしぶ列車に乗ったのがきっかけです。

当時の飲み物の主流はビンであり飲み終わったら、買ったお店にビンを返却しなければならなかったのです。
上島さんはこの出来事をきっかけに「いつでも、どこでも手軽に飲めるコーヒーは作れないだろうか」と考えて作り上げたのが、缶コーヒーのはじまりです。


試行錯誤の上、味や品質を落とさないでコーヒー液を長時間缶にいれておける技術を開発しました。
だが最初はなかなか売れませんでした。


1970(昭和45)年に大阪で開催された万国博覧会に出品された缶コーヒーは注目を集め、大好評を得ました。
そこから注文が殺到し爆発的にうれるようになりました。



缶コーヒーの種類



缶コーヒーの表示は「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」という法律で、決められています。
コーヒー    → 100g中,生豆換算で5g以上
コーヒー飲料 → 100g中,生豆換算で2.5~5g未満
コーヒー入り清涼飲料→100g中,生豆換算で1~2.5g未満

この規格にそった缶コーヒーの最初はポッカコーヒーです。

上記とは別に「飲用乳に関する公正競争規約」という法律があります。

乳固形分3%以上含む→乳飲料

これはコーヒー類に限りません。乳飲料かつコーヒー,乳飲料だがコーヒーじゃない,等の製品もあり得ます。


「微糖」とは?
コーヒーについては、「微糖」と表示できる方法に2種類あります。
一つは栄養表示基準に定められた基準を満たす方法で、糖類が2.5g/100ml以下のものをいいます。

もう一つは、既存の商品と比較して表示する場合で、現在コーヒー飲料等通常品の糖類含有量は7.5g/100mlと規定されているため、 これを比較対象品とすることが一般的です。 「微糖」と表示する場合は、この基準より少なくとも2.5g/100ml以上低減するとが条件となります。



缶コーヒーのサイズはなぜ190g?

いくつかの説があります。

・コーヒーを飲むのにちょうどいいサイズという説。

・喫茶店で飲むような本格的なコーヒーを、というイメージを膨らませてできたのがこの190g缶だと言う説。

・190g以上飲むと夜眠れなくなる可能性があり、カフェインの関係から。

・実はマーケティングの結果、190ml缶が一番売れるからという往年のマーケティングの結果から。

・量を少なくするかわりに美味しさをアピールした説



容量、缶コーヒーは「g」 缶ビールは「ml」で表しているのは何故?

  「g」 = グラムとは重さを表します。
  「ml」 = ミリリットルとは体積(空間の大きさ)を表します。

コーヒーは90度以上の高温で缶に詰められるために、容量(体積)が大きくなってしまいます。

 液体が気体になると、1600倍ほどの大きさになります。
 その為、気体が冷えてしまうと、体積が小さくなってしまうので、お客様との間でトラブルになってしまいます。
 そこで、温度の変化とは関係のない、「g」を用いて内容量が表示されているのです。ちなみに、ビールは10度以下で詰められています。

 コーヒー以外でも、「紅茶」・「ウーロン茶」などはグラム表示です。

缶コーヒーのサイズが200gではなく190gなのは、コーヒーは、熱い状態で缶に詰めますので、ml表示では、冷めた時体積が減ってしまうので、g表示です。200gのサイズに200gのコーヒーは比重の関係で入らないので中途半端は190gになったらしい。





缶コーヒーの原価

缶コーヒーの原価は以下の通りです。

コーヒー代(中身)15円
缶代        20円
缶加工代      5円
-----------------------
         計40円

やはり、コーヒーより缶代のほうが高いんですね。
アルミ缶の方がスチール缶より缶代は高いです。

また缶コーヒーは何故スチール缶が多いのかというと、
内容物を充填した後、殺菌の為の加熱加圧による強度が必要なものにはスチール缶が最適です。







缶コーヒーの中身

缶コーヒーはまさに日本人の最も飲まれている飲み物の一つですよね。

毎日必ず飲んでいる人も多いのでは?

コーヒーと言っても、喫茶店で飲む本格的コーヒーやシアトル系コーヒー、コンビニのチルドカップ、又は自宅で飲むインスタントコーヒーなど、色々な種類があります。

だが缶コーヒーはこれらのコーヒーとは別物であり、様々な添加物で缶コーヒーは味付けされています。

缶コーヒーも使う原料はちゃんと焙煎して挽いた豆からです。

だが、他のコーヒーとこの先が変わってきます。

砂糖の代わりにブドウ糖液糖や甘味料(ステピア)を入れてます。

また、ミルクの代わりに脱脂粉乳が使われる事もあります。

それにコーヒー独特の香りを演出するために、香料で香りをつけてる商品もあります。

さらに、缶コーヒーの多くは乳化剤が入っています。

入れる 理由はコーヒー豆に含まれる油分が時間が経つと分離してしまうため、これを防ぐためにいれます。

ですのでブラックコーヒーにも乳化剤は使われる事があります。

ミルクを使用した缶コーヒーは中身を安定させるため、カゼインナトリウムやカラギナンが使われる事が多いです。

●品名  コーヒー 
●原材料名 コーヒー、エリスリ
トール、マルチトール、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳
オリゴ糖、香料、乳化剤、甘味料(ステピア)
●内容量 190


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日本ではどこでも気軽に買える缶コーヒーですが、日本のように豊富な種類の缶コーヒーが24時間外でも自販機で売ってて買えるってのは世界的にすごいことらしいです。
日本では冬になると自販機やコンビニでHOTの缶コーヒーを買って手を暖めながら飲む人も多いと思いますが、このHOTのドリンクが自販機で買えるってのも日本ならではのようです。
日本が発祥の缶コーヒーは日々進化しており、ロシアなど海外にも輸出されております。
しかも自動販売機もそのまま輸出され使われているとのこと。

種類は未発表のものを含めて、すでに300本以上ありますが、近所で手に入るものは常時50種類です。
300種類もの缶コーヒーがあることに驚きですね!
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