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カタール国!世界一退屈な街から世界有数の観光都市へ [びっくり仰天国家]



ここ10年で急成長を遂げ、「世界一退屈な街」から世界有数の観光都市へ

カタールと聞くと砂漠の産油国と言うイメージとサッカーでワールドカップ最終予選でカタールのドーハのアルアリ・スタジアムで行われたイラク戦でロスタイムに点を奪われてワールドカップ行きを逃したドーハの悲劇があった場所くらいしか思いつきません。

しかし今カタールはとんでもないほどの近代国家に変わっていたのである。


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ドーハ2000年 参照:http://homepage2.nifty.com/doha/toppager.htm

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ドーハ2011年 参照:http://homepage2.nifty.com/doha/toppager.htm

とんでもない勢いでビル建てられています!

しかもまだまだ建設中のビルが多い。

24時間体制でビルの工事が進められ、また海上に巨大な新国際空港の建設も進められている。
今後10年間で1400億米ドル(約14兆円)の大型インフラに投入する予定。

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カタールの基礎知識

アラビア半島東部のカタール半島を領土とする半島の国。
面積は総計 11,437km2(158位) で日本の秋田県とほぼ同じくらいです。(11,636km2)
国土の殆どが砂漠で首都ドーハに人口が集中してます。
人口は202万人程度です。
半数以上が海外からの出稼ぎ労働者です。

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平均寿命は82歳で日本は83歳で1歳しか変わりません。
砂漠の国で自然環境は厳しいですが、国が豊かな為、長寿なのですね。
1人あたりのGDPは 世界2位です。629.8万円 (世界1位というデータもあります)

イスラム教のため、豚肉類、アルコール類、猥褻な写真や映像などは、カタール国内に持ち込むことが禁止されています。

したがって、一部ホテルのレストラン・バー以外では、酒類は供されず、豚肉は一切でません!

公用語は、アラビア語です。しかし、イギリスの保護下にあったので、英語も広く使われています。

戦争報道で有名になった衛星テレビ局アルジャジーラがあります。



歴史と政治

カタールは紀元前3000年からペルシア湾での真珠採取の産地として古代から知られて来ました。

1995年に現首長であるハマドが、前首長であり父であるハリーファの外遊中に無血クーデターを起こして政権を奪取。

その後、天然資源のみに頼った経済体制から観光産業の育成などに政策変更。

1995年以前は閉鎖的な政策の影響で宿泊施設すらほとんどなく、「世界一退屈な都市」とまで言われてました。

しかし政策変更後、首都ドーハにも様々な娯楽施設などが建設され、賑わいをみせ、95年から建設ラッシュ中です。

また、衛星テレビ局アルジャジーラも設立された。

カタールはサーニー家による首長制です。
この国の主要ポストは代々首長を輩出してきたサーニー家の一族に占められ、その気分や思いつきで物事が進められ殆ど、サーニー家に実権が集中している状況。





死ぬまでに一度住んでみたい世界一の豊な国第一位

米誌・フォーブスが発表した「世界で最も裕福な国ランキング」によると、調査対象とした 182の国・地域のうち、1位はカタールでした。

カタールは石油マネーでさまざまな恩恵を受けているからさまざまな優遇措置があります。

所得税や消費税がありません。
今の日本人にしたらこれだけでもとてもうらやましいですね。

また医療費も無料なんです。
万が一の病気や怪我も安心!老後も安心ですね。

それだけではありません。電気代水道代もも無料!!
砂漠の都市で電気、水道が使い放題は太っ腹ですよね。


それに教育費までもが無料なんです。
日本と違って幼稚園から大学までの教育も国民全員が無料で受けられるのです。

海外の大学にいっても奨学金も広く提供されています。

凄すぎる!ここまでしてくれたら、貯金をする意味がないですよね。
なんの心配もなく豊かな生活ができそうです。

でもそれだけではないのです。
何と、大学を卒業すると、40㎡・30㎡の土地を貸してもらえます。その土地は、10年後に自分のものになります。
それだけではありません!!!
さらに、日本円にして約2千8百万円を無利子で借りることができます。

また奥さんを第四人まで持つことを認められています(イスラム圏はみんな同じ)」



カタールは原油によって世界1のお金持ちに国家に!
超充実した福祉国家なんです。
税金なしでも豊かさを維持できるのは、他のアラブ諸国のように豊富な天然資源を持っていること。

とくに天然ガス(LNG)埋蔵量では世界第3位を誇ります!

LNG生産・輸出量は世界1位を誇っています(7700万t)

世界輸出シェアも2割から3割にも達し、世界1位。








治安の良い国ランキング世界”ナンバー1はカタール

2013年に米ギャラップが134カ国を対象におこなった調査です。 92%の国民が「安全だ」と感じているそうです。

しかし、カタールの全人口の約7割は、主としてアジア及び近隣諸国からの単身出稼ぎ労働者が占めており、近年、一部労働者による犯行とみられる窃盗、強盗なども少しはあるそうです。
それでも車の中に貴重品を置いておいても盗む人は殆どいないらしい。

貧富の差と犯罪は完全に相関してますよね。
犯罪を無くす最大の効果は国が豊かになることの証明のような国です。




日本とカタールは深い絆で結ばれている?

カタールは極めて親日的な国で、国際会議で日本を支持している国です。

経済面での繋がりは特に深く、カタールにとって日本は輸出入ともに、最大の貿易相手国であります。
カタールのLNGは、日本と最初に取引をし、技術力、資金力を兼ね備えた重要なパートナーであります。

LNGの生産量が世界一である理由も中部電力、千代田化工建設、日揮といった多くの日本企業が天然ガスの採取に携わったからだそうです。

日本のLPガスの輸入先第一位はカタールです。 原油の輸入先は第3位、石油天然ガスは第4位です。

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参照:財務省 貿易統計

カタールは歴史的にも戦後、極東の小さな国の焼け野原からの復興に見て、手本としてるそうです。

日本のエネルギーを安定供給されてるのもカタールとの友好関係がしっかりと結ばれているからなんですね。



2022年サッカーワールドカップ開催地はカタールに決定!

砂漠の国カタールで2022年にW杯開催が決まりました。

しかし、6~9月までは、日中の最高気温が45度を越える日が多くあります。ひどい時は日中の最高気温が50度の日もあります。

昼間は乾燥していますが、夜は湿度が上がり、湿度100%になることがあります。
昼間はオーブンの中、夜はサウナの中にいるようです。

果たしてサッカーが出来るのか?

開催予定は6月から7月です!

FIFAブラッター会長、カタールW杯の冬季開催を主張しています。

「誰かが現実的でいる必要がある。夏はプレーが不可能だという理由で変更するならば、年末の冬に行うしかない
時期変更するかしないかは2015年以降に決定する予定です。

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世界一過酷な労働環境!2日に1人が死亡しています!

カタールW杯競技場建設…ネパール人だけで2013年度だけで出稼ぎ労働者が185人死亡! 直近の2年間では死亡者数が382人に上ったとしてます。


労働組合の国際組織、国際労働組合総連合(ITUC)は、カタール政府がすぐに改善を進めなければ、 ワールドカップ関連のインフラ工事に伴い、最大で4000人(1年間に600人)もの労働者が犠牲になる可能性があると言ってます。

2日に1人が死んでしまう現場とは、ブラック過ぎます!

おそらく暑さでしょう。
50度になる気温のもと劣悪な労働環境下での屋外作業は熱中症や脱水症状等になって死んでもおかしくありません。




カタールの観光

近年では観光への取り組みにも非常に力を入れていて、観光施設の整備が進められ、高級ホテルやショッピングセンターなどが次々とオープンしています。

ゴルフ場にスケート場などとても砂漠の国とは思えない設備が次々と作られています。


カタール観光当局は大型投資を計画、発表しました。

観光立国化への戦略の一環として、2030年までに観光業に最大約450億ドル(4兆5000億円)を投資すると発表しました。
2030年までにカタールを訪れる観光客の数を700万人以上にすることを挙げています。(現在は100万人)

日本と比べ、物価が安いのも観光には良い点です。
コーラ1缶の値段は1QR(カタールリアル)、約30円です。
ガソリンはハイオクが1リッター20円
散髪代が600円など、驚くほどの安さです。


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感想

砂漠の中にある国で真珠を取ることしか歴史がなかった国に石油や天然ガスが出て一新!

さらに、世界一退屈な街と言われた街が政策転換で大変身!

世界一、豊かな街、第一位
世界一、安全な国、第一位

24時間止まる事なく続く建設ラッシュで一気に街が摩天楼に!
誰もが羨む国家に化けたのです。

石油と言うのは本当にとてつもない力があるものなのですね。

2022年のワールドカップも開催されて、さらに勢いを増してる国です。
(ワールドカップは莫大なお金で買ったとの疑惑があります)

日本との関わりも深くこれからの展開が楽しみですね。


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