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食品のウソについて調査(お寿司編) [調査、評価]



大手スーパー・西友が4月から、品物に不満があれば返金するとの制度を開始しました。


“思ったよりまずかった”などといった個人差がある不満にも積極的に答えていく」と報じられています。

西友も大胆な事を打ち立てました。

食品に関しては個人の満足、不満足は人によって違いますからね。

クレーマーは死んでもクレーマーと言われるくらい全てを否定から入ります。

少し心配な一面もあります。



過去に似たような事例があり大問題になった事があるからです。

2002年に起こった“偽装肉返金事件”です。

札幌の西友にて、外国産の肉を国産と偽り販売していたとしてレシートなしでも返金に応じると発表したことがあります。

そしたら、返金を希望する客が殺到し大騒ぎに。
近隣より暴力団関係者も押し寄せパニック状態に!

返金見込み1300万円のところ5000万円も支払いを行なうはめに!



食品は元来、ウソやグレーな部分が多いジャンルです。

それでも、お客様本位で経営判断をした西友に頑張ってもらいたいです。





食品のウソについて調査してみました。
(お寿司編)


イクラ
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安い寿司屋のイクラには、「人工イクラ」が使われてる可能性があります。

人口イクラは2種類あると思われます


①一つは東証一部上場の燃料系会社が開発した人口イクラです。

海藻から抽出した寒天状の物質に植物油を混ぜたもので、天然物の約半分の値段です。
すべてが添加物の人工物で出来てます。

本物と人工の見分け方は簡単です。
寿司屋ならばお茶がありますね。
その熱いお茶にイクラを落としてみてください。

天然は膜が熱で白濁します。
人工物は、煮えないのできれいなオレンジ色のままです。


②もう1つは人工イクラはカルシウムとアルギン酸の化学反応によって作られているそうです。

人口イクラの中の油脂は植物性なのでプリン体を含まない。むたカロリーも本物より、かなり低く抑えられているそうです。

見分け方は、先ほど同じようにお茶にいれてみて天然は膜が熱で白濁します。
こちらの人口イクラは、表面が化学反応によって出来上がっているため熱湯に入れると分解されて溶けます。

スーパーなどて表示ラベルにアルギン酸ナトリウムや塩化カルシウム、食紅と書いてあったら、人口イクラでしょう。


ネギトロ
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100円寿司やスーパーの安いネギトロは、キハダマグロやビンチョウマグロの少量の安い赤身に大量の油と添加物で作ります。
油は、ショートニングを主成分とするニセ脂肪を、添付します。

それに調味料、着色料などの食品添加物を加えて味と食感を向上させているものです。

正直、体に悪いです。
トロのような油身は植物油のショートニングです。

ネギトロは本来、賄いや隠しメニューとして供されていたそうです。

本物のネギトロとは骨の隙間にある赤身(中落ち)や、筋の多い部位や皮の裏などの脂身をこそげ落としたもの(すき身)のことで高級品です。

市場に出回ってるネギトロの多くが偽物だとか。


なかには、イワシやサンマの赤身を使ってる所もあるそうです。



えんがわはヒラメではなく深海魚?
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※深海魚のオヒョウ
えんがわは、本来はヒラメを使うものですが、回転寿司で出ることはまずないらしい。

本来、ヒレを動かす筋肉の部分であるえんがわは、1匹のヒラメからは4貫ほどしか取れない。

なので、多くの回転寿司店では、巨大魚のオヒョウやカラスガレイを代用魚にしているそうです。

えんがわはヒラメの事だと思いがちであるが、ヒラメのえんがわと書いてないから違法ではないらしい。

赤貝
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回転寿司や缶詰のほぼ100%が代用品。

赤貝の缶詰の中身はそっくりなサルボウ貝です。

そもそも赤貝は高級ネタとして昔から知られてますよね。

だがそんな高級ネタの赤貝は近年は生息地が激減してしまってるのです。

そんな事で100円寿司や缶詰に使われる事はほぼありません。

スーパーや缶詰にラベルが有るものは、名称に【赤貝味付】となってると思います。
原材料名に赤貝(サルボウ貝)、となってるでしょう。



安いトロは養殖
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完全養殖マグロなら一体のマグロから取れる割合は、中トロ6割、大トロ3割と言われております。
天然マグロならトロの占める割合は20~30%程です。大トロになるとかなり少なくなり大変貴重な部位になります。
養殖マグロは若い天然マグロを捕まえてきて、イケスの中で半年間太らせてから出荷されます。
天然マグロではありえない9割トロのメタボリックマグロをつくるのです。

スーパーや100円寿司で安価でおいてあれば、養殖だと思って下さい。
養殖だから、ウソでも詐欺でもないのですが、味は少し変わります。

養殖マグロは回遊している天然マグロと違って脂があまりにものりすぎている難点があります。
醤油につけたときに、大粒の脂が流出するのが天然との違いだと言われてます。


その他

マグロは⇒深海魚のアカマンボウ、アロツナス、ガストロ

タイ⇒テラピアという外来魚

アワビ⇒巻貝

イワシ⇒スプラット(北欧産のニシン科の魚で、冷凍で輸入されます。)

カンパチ・はまち⇒シイラ、スギ
シイラやスギは、便利な“使い回し魚”で、植物油浸けして間八や魬(はまち)・平政、縞鯵(しまあじ)などにも化けます。

ブリ⇒オキメダイ、シルバーワレフ

サーモン⇒ニジマス

※可能性があるだけで全てが代替魚ではありません。


代替魚は法律違反ではないのか?

魚の種類を混同させるような表示は、実際の魚よりも良いものと勘違いさせる可能性があるため、景品表示法上の不当表示に該当する可能性があるそうです。

しかし、現実は当たり前のように使われており、飲食店で提供される寿司ネタには表示ルールがないのが現状でそれが既成事実化してる面もあります。

本物の食材だけなら、高くて殆どの一般市民は食べる機会が激減するでしょう。
逆を言えば、代替魚のおかげで美味しい寿司をたくさん食べれるようになったともいえるでしょう。
代替魚は法律的にはグレーですね。




感想

これらの代用品はだいぶ減ってはきてるが、まだお店によると使われているそうです。
調べればいくらでもでてきますが、これらは味や色をごまかすために大量の添加物を利用してる可能性はあります。
切り身にしてしまったら、ほとんどの人が元の魚が分からなくなってしまいますよね。
食品には少なからずウソはつきもののようです。

回転寿司の原価率は平均45%と聞きます。ということは約50円以内で提供しないといけない訳で、どうしても無理がでてしまいますよね。

すべてのお店が代替魚を使ってるとは思いませんが、全てを鵜呑みにすると騙されるかもしれません。
私の場合はあまり気にしないので今日も回転寿司でたらふく食べて来ました。(笑)



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