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世界の偽札事情!おもちゃのお金は違法? [調査、評価]

アメリカのサウスカロライナ州のファミリーレストランで、男性が 発行されていない額面1兆ドル(約102兆円)の偽札で勘定を 払おうとした。


取り出したのが「1兆ドル札」。



本物のお札かどうか迷うことなく、店員はすぐに警察に通報したという。

おバカですよね。
本気か冗談かもわかりません。
だが、警察に連行されました。
1兆ドル札ってそもそも存在しないのですから、偽札なのかも謎です。

15年ほど前に500円偽造が日本でも流行りましたよね。
私も自動販売機で1000円入れたら、韓国の500ウォンの削られたのが出て戸惑った記憶があります。

偽札に興味が沸いたので偽札について調べてみました。


お金をコピーしたら犯罪者?

刑法上の「通貨偽造罪(148条)で無期又は三年以上の懲役です。

片面だけをカラーコピーした場合でも犯罪です。
「行使のつもりは無かった」と言っても、そんな言い訳は通りません(判例もあります)。
白黒コピーの場合でも、犯罪になります。

※お札を明らかに異なる大きさにして透かしの部分に「見本」等の文字を入れれば、違法になりません。
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また、刑法148条1項が成立しないにしても、通貨及証券模造取締法2条によって罰せられることがあります。

業務用コピー機の場合はコピーしようとした段階でエラーになってロックがかかるようになってます。


1兆ドル札やおもちゃのお金は違法?


お金として使うつもりがなかったとしても、通貨と「紛らわしい外観を有するもの」を作った場合、「通貨偽造罪」ではなく「通貨模造罪」(通貨及証券模造取締法違反)となります。
ですから1兆ドル札やおもちゃのお金が違法などうかはなるのかというと、それが「本物の紙幣と紛らわしい外観」であるかどうかによって違ってくるでしょう。

おもちゃのお金は、誰がみてもおもちゃと分かるようでしたら、コピーしようが、何をしようが違法ではありません。
本物っぽいリアルなお金は違法の可能性が高いです。
一兆ドル札は、本物の紙幣と紛らわしい外観とみなされたら場合は、違法とみなされるでしょう。



世界の偽札事情

アメリカ
米ドルは長く偽造の対象となり、世界で莫大な量の偽造米ドルが流通しているとも言われて
ちなみにアメリカドルの総流通量の30%が偽札で、アメリカの通貨流通量はそれを見込んで決められているとの情報もあります。



インド

インドでは偽札の蔓延が大きな問題になっております。
さらに偽札がインドに対するテロ行為の資金源にもなっていると懸念してる状態です。
偽インドルピーは前年の400%増しで増え続けてます。



フランス

フランスはユーロ圏でも最も偽札事件が多い国として知られ、年間30~40件の偽造事件が摘発されている


イタリア
ユーロの偽造において、特にイタリア人は巧妙な偽札を作っている。イタリア南部、ナポリ近郊は同国の偽造紙幣の伝統的な「中心地」で、毎年回収される偽ユーロ通貨の半数近くがこの地域で製造されているとの話もあるくらいです。


ユーロだけをみても、毎年回収される偽札は60万枚に近い。
20ユーロ札や50ユーロ札の偽造が多いが、現在流通しているユーロ紙幣が約1400万枚であることを考えると、単純計算でも知らぬ間にユーロの偽札が財布に紛れ込む可能性は5%近くになるという。


中国
中国では100元札を中心に、多くの偽札が出回っている。
たいていの飲食店は偽札 検査機を常備しています。
コンビニでも店員が客の目の前で遠慮なく透かしを確認する。
また、銀行の現金自動預払機(ATM)で引き出した金が偽札、というありえない事態も相次いで発生してる。

10年程前のデータですが、2000年4~9月の全国的な偽札取り締まり活動で、半年間に4億7000万元(約70億円)の偽札が押収され、1万人が逮捕されている。もちろんこれは氷山の一角にすぎないと思われてます。

なんと北京市内の小学校では偽札の識別方法を授業で教えているというから尋常ではないですね。


オーストラリア
お札がプラスティック製で、お札偽造防止に大変貢献しているそうです。
一枚当たりの製造コストがダントツに高いということもあって、偽札を作るのも莫大な費用がかかり、結果偽札は激減しました。

北朝鮮
偽札造りと覚醒剤密輸は北朝鮮の2大公共事業だと言われれほど、世界最大の偽札偽造大国であります。

最高レベルの偽ドル札【スーパーノート】を作り出してます。
スーパーノートとは、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が製造している」とされる100米ドル札の超精密な偽札です。

1989年ごろから出回り、これまでの回収分だけで4900万ドル(約57億円)相当にのぼるそうです。

北朝鮮は、国家戦略で偽札を作ってます。

日本
世界第3位の通貨量をほこる円ですが、世界的にみると非常に偽札が少ないのです。
それにここ10年では2004年をピークに減少傾向にあります。

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しかし500円玉の偽造通貨の発見枚数は2010年から急増しております。

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人と接触せずに自動販売機などで釣り銭を取れるためなのでしょうかね。謎です。






私見

南北戦争が終結した当時から始められた偽札対策だが、もう何百年も世界中でイタチゴッコが続いています。

しかし、クレジット社会や電子マネーの登場で貨幣や紙幣の必要性は薄れつつあります。

現在世界中の取引額で実需マネーは全体の1割です。
残りの9割は投機マネーでお金が動いてます。
実際にお金が動くわけでなく、口座の金額が変わるだけです。

そもそもお金(紙幣や貨幣)自体に価値はありません。
信用という付加価値がお金の価値です。
つまり紙や貨幣は、価値の交換の利便性のためにあるに過ぎないと思います。

銀行口座にお金があれば、誰もが信用します。
その数字に信用があり価値があるので、世界は1割の実需で上手くまわります。

つまり、クレジット取引や電子マネーがこれから一段と主流になるでしょう。

海外のホテルでは、クレジットのみの支払いが多くなってきてます。

日本でも、クレジット払い、スイカ、Edy、など現金を必要としない時代になって来てると思います。

この非現金社会が偽札防止に最大の効力があると思います。


100年後には身体に電子マネーを埋め込んでる時代になってるかもしれませんね。

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世界の臓器売買の現状!腎臓一つ2620万円! [調査、評価]

iPad2購入のため35万円で腎臓売った中国少年 重い腎不全に


中国では年間1万件以上の臓器移植手術が実施されてると言います。

移植希望患者は150万人に上るといわれる

中国では最近まで、死刑囚や身元不明遺体の臓器流用が日常的に行なわれてきた。


また政府、軍、司法当局、医療機関、そしてブローカーが、絡んでおり、組織ぐるみで富裕層や外国人相手の臓器売買ビジネスを行なってきたそうです。

中国は臓器売買大国なのである。


ある証言によれば、心臓麻痺を誘発する薬物注射を打たれ、生きたまま肝臓や腎臓を摘出される者もいたとか。


その事が世界中に知れ渡り、避難の声が多発!



中国政府はこの調査内容を全面否定してます。
同時に、国際社会の批判を封じるべく対策を行いました。
2006年には、商業目的の死体売買を禁じる「死体処理管理規定」を策定。
2007年にはドナーの同意なき臓器摘出を禁じた「人体器官移植条例」を施行した。
これにより、生体移植は原則として血縁者間に限られ、外国人への移植も事実上、禁止された。
2013年11月には「14年中の死刑囚ドナーの臓器移植停止」も表明している。

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社会的には公正されたが、実態は、中国における臓器不足が深刻化することに!

これにより、闇市場が活発することに。


臓器売買の闇市場の実態を調べてみました。

臓器売買は各国の法律で禁止されています。


臓器売買は年々増えてる?


ここ数年はネットを利用した臓器売買が盛んになってきてます。

①インターネットの利用
②法規制による臓器不足
③人口増加、富裕層の増加
④貧困層の増加


①インターネットの利用
ネットを利用して、昔より簡単に人と人の情報交換が出来るようになったのも原因の一つでしょう。

②法規制による臓器不足
1970年以降、各国で臓器売買が禁止の法律が作られました。
だが、正規の臓器提供では需要においつけず、臓器ブローカーなどの闇業者がたくさん出てきて、臓器売買が活発してきてる

③人口増加、富裕層の増加
人口増加により臓器売買の絶対量も増えた。だが富裕層の増加が大きなポイントでしょう。
今までは、病気になれば運命と諦めてたのが、相当のお金を払えば助かるのですからね。
墓場までお金は持ってはいけないので、たとえ不正なルートの臓器でも需要は増え続けてます。

④貧困層の増加
世界中で貧富の差が、拡大してます。大量の億万長者が出る裏には、それ以上大量の生活困窮者が出てきます。
食べる物も厳しく、生きていくためにはやむを得ない状況での提供者がほとんどである。



臓器提供者の実態

生活困窮者が臓器を売る事例がほとんどです。
主流は需要の多い腎臓の生体移植らしい。

臓器提供した約85%は何らかの健康の悪化が起きてます。

健康が悪化した50%の人は取り除いた部分の恒常的痛みを伴ってます。

33%の人が長期的に背中の痛みを伴ってるそうです。

最近では、小遣い稼ぎで臓器を売る若者は後を絶たず、「iPad2」購入のため腎臓を売った中国人の17歳の少年は約35万円と引き換えに腎臓を提供。
今では重い腎不全を患っているとの事。


移植費用の相場

ブローカーの中には、仕入れた腎臓を、その数倍から10倍の値段で売りさばく者もいる。

<臓器別・闇市場で取引される値段>
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眼球(両目):1525ドル(約15万2500円)
頭がい骨と歯:1200ドル(12万円)
肩:500ドル(5万円)
心臓:119000ドル(1190万円)
肝臓:157000ドル(1570万円)
手と手首:385ドル(3万8500円)
脾臓:508ドル(5万800円)
胃:508ドル(5万800円)
小腸:2519ドル(約25万1900円)
腎臓:262000ドル(約2620万円)
胆嚢:1219ドル(12万1900円)
血液1パイント(473ml):337ドル(約3万3700円)
肌1平方インチあたり(約2.54平方cm):10ドル(約1000円)

※1$=100円で計算
参照http://www.medicaltranscription.net/dead-than-alive/
部位によって値段が全然違いますね。
腎臓、肝臓、心臓が飛びぬて高く後は随分安い気がします。

健康な成人男性1人分の臓器を全部売ったら1億円ぐらいいきます。


国によって値段は変わります。
通常の闇売買だと、提供者の貰う1割がブローカーの利益です。
たちの悪い悪徳ブローカーは、提供者の弱みにつけ込み、9割搾取とかも普通にあるそうです。
そもそも臓器売買のブローカー自体、違法業者ですからね。

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世界の国々の臓器売買の現状

ヨーロッパ
現在4万人の人が臓器提供待ちである。
平均待ち期間は3年でほとんど人が亡くなってるのが現状です。
臓器需要は増え待ち期間は10年になると言われてます。

アメリカ
現在約11万人もの人がなんらかの臓器移植を待っている状態らしい。また、2011年に移植された臓器は約1万4000個で、1日あたり18人の移植を待っている人たちが亡くなっているのが現状です。

中国
近年、臓器売買に関して世界最大の闇マーケットになっています。
中国は今、誘拐ビジネスが大ブームで後を絶ちません。
 女性や子どもの誘拐が多く、年間の誘拐件数は1万5000件以上です。
目的は、そのほとんどは、身代金目的の誘拐ではなく、人身売買・臓器移植のほか、物乞いや売春婦にさせて稼がせることなどが主な目的なのです。
特に臓器売買では1億を越すこともあり、臓器売買目的で急増しています。
ちなみに中国は誘拐で捕まると問答無用で死刑です。




日本
国内では、2006年の「宇和島臓器売買事件」で初めて臓器売買の実態が明らかになり、2011年に起きた「生体腎移植売買仲介事件」では暴力団の介入が判明した。

発展途上国の国々
当たり前に親が子供の臓器を売ることもあります。



私見

臓器売買は今でも実際に行われ、巨大なマーケットを形成している。なぜなら需要があるからだ。

世界の動きはヨーロッパが先導を切って臓器売買の合法化を求める声も出てきました。

確かに現状では、違法ですが臓器の需要がある限り闇ブローカー、闇業者はなくなりません。
それどころか現在、闇ブローカーは増え続け、組織化され、より巧妙にお金を稼ぎまくってます。

腎臓は2個あるのだから、1個売っても直ちに問題が起きるわけでもないし、それで貧しい人にしてみれば本当に大金が手に入るわけですから、倫理観や道徳心の観点を取り除いて考えれば、合理的な一面があります。

絵に描いた理想論より、現実を直視すれば、闇の部分を合法化にして国家が法を整備しバックアップする体制も一つの案だと思います。

非常に難しい問題ですので、議論を重ねるのがいいと思います。

また、正規のドナー登録数を増やすのが今出来る最善の策ですね。
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日本も超高齢化社会に突入して、ますます臓器の需要も増してます。
いかに臓器提供者を増やすのかもこれからの課題ですね。


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