e" content="text/css" />
SSブログ

実は日本は世界一の豪雪地域 [調査、評価]

実は日本は世界一の豪雪地域だったんです。

japansnow-thumbnail2.jpgjapansnow2-thumbnail2.jpg
















1月の降雪量が100ミリ以上になる豪雪地帯は地球上でもごく限られており、スカンジナビア半島西岸、北米大陸の西岸(バンクーバー以北)、日本海、ニュージーランドの西岸、南米大陸最南端(パタゴニア)くらいしかないのです。
その中で都市を形成してるのは日本だけでしょう。

1年に降る雪の量は、100万人を超える大都市では、カナダのモントリオールの積雪が多く、年間平均2メートルを超えるが、日本の札幌市では6メートルです。
青森は、人口30万人以上が住む年としては、世界最大の積雪量だそうです。


また、札幌も、「人類社会始まって以来の豪雪の大都会」だそうです。

これだけの豪雪地帯に190万人もの人が住んでることが世界から見て奇跡です。

世界各都市における年平均降雪量(cm)

札幌                   630
旭川                   743
青森(青森県)              774
上越市(新潟)              746
白川(岐阜県)             1055
東京(東京都)              11

ユジノ・サハリンスク(ロシア)     35
ヌーク(グリーンランド)        250
アンカレッジ(米・アラスカ)      151
ソルトレイクシティ(米)         155
トロント(カナダ)            133
プリンス・ジョージ(カナダ)      24
ボストン(米)               106
オスロ(ノルウェー)           77 
モスクワ(ロシア)            72
ニューヨーク(米)            56
ソウル                   31
南極(昭和基地)            329

いかに日本の都市が豪雪地帯かがわかりますね。
南極やアラスカ、よりも降雪量が多いとはビックリです。


日本海側が世界有数の豪雪地帯である原理

雪というのは、海水が蒸発しそれが風に運ばれて山に当たり、凍って落ちて来るというものです。

mechanism_img_02.png


冬になると、シベリアから冷たい偏西風が日本へ吹き寄せる。このとき偏西風は、日本海の海水が蒸発した水分をたくさん含み、かつその水分を十分に冷やして筋状の雲となります。

そうして、この冷たい水分を含んだ偏西風が山脈にぶつかることで日本海側へ大雪を降らせるのである。

つまり下記のこの3つの条件が全部揃っているので、世界一の豪雪地域なのです。

①海水が蒸発するには、冷たすぎては駄目で、適度な温度が必要です。 日本海は暖流も混じっていているので、蒸発しやすい海である。

②冬になるとロシア・シベリア地方の冷たい偏西風が日本に吹き込む

③日本は山国で2~3000m級の山脈があり、偏西風がぶつかる


ph05.jpg





積雪量世界記録

伊吹山(日本) 11.83m


滋賀県にある伊吹山(標高1,377メートル)の山である。が世界一でした。

11.83mというと、鎌倉の大仏(台座を除いて11.3m)が埋まってしまうほどの高さです。



日最大降雪量世界記録 

伊吹山(日本) 230cm
伊吹山が持っている 1975年1月14日に230cm!


山岳以外の地域における、日最大降雪量世界記録

新潟県中頸城郡関山村(現在の新潟県妙高市大字関山)(日本)210cm 1946年1月17日に210cm!




日本が3つの記録を独占してます。
そのうちの2つが岐阜と滋賀のまたがる伊吹山とは意外ですね。
ちなみに標高1,377mの山である。日本百名山、新・花の百名山、および関西百名山に選定されている。

img_1464932_52258442_0.jpg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。