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日本人の先祖はどこからきて誰なのか?ルーツを調べてみました。 [調査、評価]

沖縄県で2万年前の旧石器時代の貝製の道具が見つかりました。
これは国内初です。

同時に人の骨も出てきており、 骨と道具がそろった国内最古の例となるそうです。

骨はあるのに文化遺物が出ないといわれた沖縄旧石器時代の謎を解き、 人骨と道具の両面から日本人起源論に迫る成果に期待が寄せられてます。

出土したのは貝の破片39点。
道具の証拠となる使用痕が確認できたという。
同じ土地から人間の歯と足の骨も出た。この土地の層の木炭を測った放射性炭素年代をもとに計算すると
2万~2万3千年前の値が出た。

ツノガイの破片2点はビーズのように使ったとみられ、旧石器時代では 国内初の貝製装飾品だという。

今回の発掘現場のサキタリ洞遺跡の南1・5キロの八重瀬町からは、国内で唯一全身骨格がそろう「港川人」が見つかっている。

今回、出土した貝の器具も時期もほぼ同じで、当時の人類が身近な貝を利用して生活をしていた様子がうかがえる。
日本人の先祖はどこからきて、誰なのか分からないので調べてみました。


日本人の先祖はどこからきて、誰なのか?

まず、「ヒト」は何処から来たのか?

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猿人以前 
1億年から7千万年前
地球上に最初の霊長類が現れました。
原猿類の見た目は、ヒトよりも、むしろネズミに似ている
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4千万年前
後ろ立ちが出き、爪が鉤爪から丸い平爪になり、顔もより人間に近づく

3千万年前
尾のないサルが現れました。
これは2足歩行の進化により尾が退化(テナガザル)
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1700万年前
大型のヒト科のサルが現れます。現存するヒト以外のヒト科の生物には、ゴリラやチンパンジー、オランウータンがいます。


600万年前から500万年前
人類の直接の先祖が登場(アウストラロピテクス
人間に近い、より大きな脳を持ち、楽々と二足歩行できるようになった霊長類が現れます。
これらが人類の直接の祖先と目されています。
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200万年前(猿人
ホモ・ハビリスが現れました。これは、初めてヒト属(ホモ属)に属する生物種です。
石器を使い、石器は人工の歯や牙や角として機能します。他の動物を以前よりもはるかに容易に殺傷する力を得たのです。


百万年(原人
「原人」がアフリカから出てユーラシア大陸に広がっていきました。
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60万年前
地球は氷河期に入る。
氷河は北から南に広がり、多くの生物の適応を刺激しました。 原人は、毛皮を身につけ、天幕を張ったシェルターに住んだり、洞穴に暮らす。

50万年前
原人による火の使用の痕跡が中国の北京で見つかっています。これが北京原人

50〜30万年前旧人類
脳の大きさは1300~1600ccくらいでむしろ現在の人間より大きい。
イラクのシャニダール洞窟にて葬式跡が発見されています。(ネアンデルタール人)
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20万年前新人類
我々現代人と同じグループの新人類です。
スペインのアルタミラ、フランスのラスコーにこのクロマニョン人によって描かれた洞窟絵画があります

無題.pngアルタミラ

人類の祖先はアフリカ

現在の地球上全ての人類はアフリカ単一起源説が有力です。

最近になりDNA分析が発達し、それによると人類は15 - 20万年前に共通の祖先を持つことがわかりました。
20年前に現在のタンザニア辺りで突然変異したDNAを持つ人類が誕生しました。
(現在全ての人がこの突然変異のDNAを持ってます。)





アフリカから世界中へ大移動

「原人」から「新人」まで長い期間を経て進化してきました。

その間に何度かの氷河期を経験しながら、体型や皮膚を変化させながら環境に適応したり、食料を求めてと移動したりし、アフリカから世界中に「ヒト」は拡散していきます。
気候の変動に基づく生存条件の変化が、「ヒト」がいくつかの人種に分かれさせる大きな原因となったのです。
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15〜20万年前
熱帯アフリカに広がった「ヒト」は、黒人種(ネグロイド)となりました。

6万年前
アフリカから北上



4万年前
西へ向かいヨーロッパまで行きついたのが白人種(コーカソイド)です。

3〜5万年前
白人種とは逆に東へ向かいアジアにやってきたのが黄色人種(モンゴロイド)となりました。


地域によって皮膚の色が違うのは、それぞれの気候に適応するためです。

寒い北の地方へ行ったでは、「ヒト」背が高く面長で体毛の薄い人が多く、熱い南方はその逆です。

寒気に触れる北方では、体重に対する体表面積を小さくして体温を保てる体型が求められるため、長身面長型になったそうです。



日本人のルーツ

東のアジアに来たモンゴロイドはインドネシア方面に行った南方モンゴロイドとモンゴル・ロシア方面に行った北方モンゴロイドに別れました。

南方モンゴロイドの特徴・・・背がやや低く、彫りの深い顔で体毛は多い。色はやや浅黒いという特徴があります。
北方モンゴロイドの特徴・・・のっぺりとした顔で体毛が薄く、背が高い。皮膚色はどちらかといえば白い。

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縄文時代
日本には、旧石器時代後期から東南アジアから北上してきた南方モンゴロイドの先住民が住んでいました。
これが縄文人です。(当時は陸続き2万年前に海面が150m上昇で島国に)
またフィリピンの方から船で、黒潮に乗りやってきた人たちもいました。

弥生時代
米を持って、中国や朝鮮半島から船でたくさんの人が移り住み、混血が進む。
今の日本人の大部分が弥生人です。

日本人のルーツはたくさんありどれが正解かは、いまだに証明されてません。
南インドの方からやってきたという説、半島からやってきた説などたくさんあります。





日本人バイカル湖畔起源説

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DNA検査の発展により、最近新たな説が有力視され始めました。
DNAからいうと、ブータン・チベット方面からバイカル湖に行き、日本の北・北海道を経由している北方モンゴロイドで、日本人の起源をブリアートのバイカル湖周辺と特定した説である。

縄文時代の人骨のDNAをしらべて、世界の人骨のDNAと比較したところ、縄文人20体のうち1体は韓国、1体は台湾、1体はタイの人と一致し、のこる17体はブリヤート人との報告もあります。
ブリヤート人はシベリア中部のバイカル湖にちかいところで生活しており、顔は日本人そっくりの顔をしています。
蒙古斑でみるとモンゴル人と日本人に特に高い確率ででるため、モンゴルに近いバイカル湖はこの説を後押ししてます。
また考古学からみても縄文人の使ってた細石刃とバイカル湖で使ってた細石刃は同じで、バイカル湖周辺から、伝わったと思われます。
この細石刃は革新的技術であり、各地で自然発生したとは考えにくいとのこと。




まとめ
日本人は、異なる時期に、相次いでこの列島にやってきたさまざまなモンゴロイド系との混血によって形成されました。
諸説はたくさんあり、正確にはわからないですが、数万年以上にわたる複雑な混血の結果が今の現在の日本民族なのでしょう。
我々のモンゴロイドは飢餓に強く、少しの食物を体に栄養としてたくわえる能力がもともとあって(だから、糖尿病になりやすい)、困難を乗り越えてシベリアからベーリング海峡をわたり、アメリカのネイティブになったり、南米までいってインカ帝国を築いたりしているわけです。
特徴は蒙古斑でネイティブアメリカンもインカ帝国の人達も蒙古斑があり親近感がわきますよね。

日本人の先祖は北のバイカル湖や半島や大陸、又は東南アジアなどから、渡ってきた混血です。
4万年さかのぼれば、ヨーロッパの白人種と同じ祖先になります。
さらに15年~20年さかのぼれば、アフリカにたどり着き、人類全てが同じ祖先になるのです。
「人類みな兄弟」という言葉がありますが、たどればみんな親戚なんですよね。
DNA鑑定や考古学などの発達により、さまざまな事が発見されてきてます。
自分の祖先をたどるのも楽しいですよね。

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