カジノ合法化へ！メリットとデメリット、候補地はどこ？

日本がカジノ合法化へ向け、動き出しました。

自民党や日本維新の会などは、共にカジノを合法化する複合リゾート推進法案を提出した。

これまで日本では、カジノ合法化に向けた動きがこれまで何度も出て来ましたがなかなかうまくすすみませんでした。

今回は急ピッチで法案がとおりそうです。




なぜこの時期にカジノ法案なのか？


①２０２０年の東京オリンピック費用
競技場と基盤施設の建設資金２０億ドルをカジノ課税でまかなう計画である。

②アベノミクスの第三の矢
カジノで景気回復のテコ入れをし、デフレを脱却の手段の一つにする。

③日本の財政問題
カジノを作ることで税収増加を狙う。

カジノが実現したら、米国ラスベガスの投資銀行ユニオン・ゲーミング・グループは、
「日本がカジノを合法化すれば、毎年１００億ドルを売り上げるだろう」と予測してます。
日本円にして１兆円産業が出来るわけである。
カジノのができたら、税収増加も雇用改善も景気回復も期待できるでしょう。



カジノのメリット

・税収を増加させることが出来る
競馬のように「公営ギャンブル」としてカジノを運営することで、利益を上げることが出来るようになります。


・雇用を新たにを生み出すことが出来る
カジノ施設の従業員や施設自体の建設に伴う雇用。また関連企業も増える。

・観光収入を増加させることが出来る
自治体だけに留まらず、地域経済の活性化にも繋がります。

・国内だけでなく海外からの観光客を呼び込むことが出来る
カジノの目当てで観光客が増える。またカジノがあるだけで、観光地のステータスが上がる。

・国外のカジノで消費されている金額を国内消費とすることが出来る
ラスベガスやゴールドコースト又はマカオなどに行ってた日本人が国内に戻ることが期待できる。

・ギャンブルから未成年者を排除することが可能
、「入り口で本人確認を徹底する。」たったそれだけのことで未成年者の排除が可能になります。「違法賭博」のマーケットは賭博行為の合法化により、現在より規模が縮小することが予想されます。



カジノのデメリット

・犯罪の増加と治安の悪化
賭博を原因とした犯罪が増えることが懸念されます。
それにともなって、治安も悪化すると考えられています。

マネーロンダリング（資金洗浄）の場ができる
マネーロンダリング（犯罪者らが不正に取得した資金の出処を分からなくすること）の温床になりかねないと言われています

・天下り機関の増加
国の管理下で合法化するため、管理する機関が天下りの温床になるのでは、と言われています。

・ギャンブル依存症が増える
ギャンブルにのめり込み、カジノ無しでは生きられない、という依存症者を増やしてしまう可能性があります。
また借金が積み重なり、自己破産へ向かう人が現れてしまいそうです。




カジノの候補地


①東京、お台場

②大阪の三島

③東京の品川

④沖縄



まとめ

カジノは国内外から人、モノ、お金を呼び込む起爆剤となり得る強力な力を持っています。
うまく利用すればたくさんのメリットがある。
だが同時にデメリットもたくさんあります。
自民党は早ければ今年の上半期、遅くとも来年中には合法化の法案を通過させる計画で、強気な感じです。
それまでに十分な議論して欲しいです。

カジノが出来るといってもカジノだけではありません。
総合リゾートといって、ホテルやショッピングモール、映画館もありますし、医療施設まで入る予定である。
カジノはその一角にすぎません。これだけの施設なので、莫大な雇用と経済効果が期待できます。
それなので、候補地誘致合戦も白熱しますよね。

実現したら、オリンピックも開催が決まっており景気だけ考えたら、未来は明るくなるでしょう。

タグ：カジノ メリット デメリット 候補地