春の七草とは何？意味、効能を説明します。

明けましておめでとうございます。

年が明けると、よく春の七草と言う言葉をよく耳にします。

一言で言えば１月７日に七草をいれた粥を食べるという習慣です。


出典 www.shokurepe.com

本当に草ばかりですね。
それには理由があります。

お正月には挨拶で人が人が会う機会が多く、たくさん食べる機会や飲む機会が増えますね。
疲れ気味の胃を休めるために、七草を食べるという意味があり、なんと平安時代から始まったと言われています。

また土地柄により違いはありますが、6日の夜に厄を払うお唱えをしながら七草をたたき、7日の朝に、たたいた七草を入れたお粥を炊いて神様に供えてから家族で食べ、その年一年の無病息災と五穀豊穣を祈るものとされます。

①セリ・・・若菜は香りが良く、お浸しなどの食用に。
効能：消化を助け黄疸をなくす。食欲も増進。

②ゴギョウ・・・・ハハコグサの異名。キク科の越年草。
効能：吐き気、痰、解熱に効果。

③ホトケノザ・・・別称はタビラコ。タンポポに似ていて、食物繊維が豊富。
効能：歯痛に効果。

④スズナ・・・蕪（かぶ）のこと。ビタミンが豊富。
効能：消化促進

⑤ナズナ・・・「ナズナ」の別名は「ペンペングサ」「シャミセングサ」。
効能：視力、五臓に効果。

⑥ハコベラ・・・はこべ、朝しらげ。なでしこ科の越年草
効能：歯茎、排尿に効果。

⑦スズシロ・・・「スズシロナ」の略で、「ダイコン（大根）」のこと。
胃を健康に、咳止め、神経痛。消化を助け、風邪の予防にもなる。

すばらしい効能ばかりですね。

もはや薬と言ってもいい感じです。

江戸時代などは現在みたいに薬があまりないので、健康な食材で風邪の予防や体の管理をしてたのが分かります。

歴史のある七草粥食べるの習慣を行い、体も健康に日本の文化も堪能し、一年の無病息災を願いましょう。

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